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悪戯 もの たち


「おやおや    めずらしい


     こんなとこ ろ  まで なん


     の  の     ようだい  ?」







「おや 珍しいね  どうした 」



  「クスクス」


       「ひそひそ」


               「ググ」


    「ほお  おとこ か 」



   「アハハ」     「しーっ」




     「ほら  みてごらんよ」







ウルセェな。




徐々に 何故だか   雑音が多くなってきた森。



あの 開けた場所を抜け


また  森の木々の中




ずんずん  フラフラ   彷徨う




俺達♡





何故だか  声を掛けられたり


囁く  妖精   揶揄う   なにか




たまに   ブワリと


   俺を撫でる   緑の風   


漂う  緑の  纏わり付く    なにか




   しかし   その風が  おれを



おれ   俺を



俺を撫でると   甘い 甘い俺の彼女は



ちょ  ちょっと  嫌そうな  かお



うん?



えっ    もももももももももももももも



もしや?




ちょ  ちょちょ




かぜ?   風さーーーーーーーーーーーん




もいっかい   なぜて?





俺に 応えたのか



フワリと   スルリと   俺を取り巻く風




甘い 俺の 甘いのは   




はっ    ハッキリ    と




       不      快




な   かお!   顔!!!!





ちよちょちょ?ちょっと??でもでもこれこれ何度もなさったらやったら甘い俺の甘いのがおこオコオコおこ?る??いやいやそれは甘いのイジメやん駄目駄目俺ちゃんそんなの意地悪しない自分やられたら    死     ね     る



からして。


うむ。



そこで。






俺は。





オレッチは。







名案を      思い付いた。




         うむ。




その  あの  あれ     そのな?



あの    あのあの    そのあの白



白い   白い  お おお   オテテ



あの  甘い    オテッテ


















と    とととと




トトとトトとトトとトっ  ととたたととととと








とっ     取っ







とった   取っ    取った    ど?





取ったの♡






キャッ♡






きっとこれで  風のやつは 悪戯してこないし


甘いのと 俺は  はっぴー♡


甘いのと 俺は  はっぴー♡




だ   だだだだだだだだだだだだだだだだよね????





チロリと俺を見上げる  若草の瞳



やべ    死ねる♡




俺は マジ    「グフっ グフフっ」



って 口から漏れない様にするのが大変で




俺達を遠目に見ている  目 たちに



全く気がついていなかったんだ。






……………………………………………………







おい




誰か



だれか?   助    助けて??




あのさ



実はさ  まあ 実はと言うか  あの


その


つまり  ええ。



言ってなかったけど   あ?言ってた??



俺 オレッチは



その、そのね?オテッテ、をね??


勿の論で  繋いだ事なんか  な  い


ワケでして。  はい。




あのさ あのさ


今日 いま  なう



初めて 知ったんだけど


あの、オテッテ、をさ?  つつ繋ぐと、さ?


所謂 「手を引く」という  状態 に


なるわけで



ん?

そういや いつも椅子までは 手を引いているな




まあ それとは違い  今は外


そして 森


そして 問題はというと


俺が 道を知らない という歴然たる じじつ



それな。



ちょっとさ?カッコつけてさ?


手を取ったのは、いい。俺、最高。いい仕事、した。



しかし


しかしだね  きみ。




おれ 俺これさぁ?


まさかの


    「手を引かれて歩くオレッチ」


に なんじゃね????




そ そ そそ それは  さ さすがに 流石の


オレも    い  や  だ   ぞ??




でな?

今はな?


ギリギリ、ギリギリ  となり  歩いてるワケ。




で   ど、どうすりゃいいの??


俺 これ 甘いのに  みち きく べき??



まぁ べき論で言えば


「訊くべき」なんだろうけど ね



うん。




しかし意外と 甘いのは



フラフラ ふらりと  彷徨うように


歩いている。


まるで行く先は 決まっていないかの様に。





さっきから 彼女はなにを 探しているのだろうか。



俺が 手の 事を忘れ



そのフラフラに  漂う様に  一緒に  揺れて



森を  彷徨ううちに  何だか見覚えのある



場所に 出た。





あの、まるい 広い  まるい  満月を


     見た    




   俺の死場所に 相応しい 場所





ん?




えっ




ち  違   違う よね  ?  ??





チラリと 送る 俺の視線


ガッチリ 合わさる オレらの 瞳




しかし


しかしだね


俺の甘いのの 瞳には 少し 諦めに似た色


彼女を取り巻く  失望の雰囲気




俺は  それを見て


ちょちょ ちょっと 甘いのマスターになっていた俺は、察したんだ。





多分、彼女は森へ 何かを探しに来ていて


ここにそれが 無かった


それが  なかなかに 困った事だということ




そうして俺は ちゃんと 疑問を口にした



  「なに を 探してるの?」



俺が。  きみのために探すよ。





そう、問い掛けたんだ。



いや、もう一言、次のところも言えれば


良かったんだけどね。


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