甘い 庭
俺は正直 ワクワクしていた。
だって
だって
「魔女の庭」だぜ???
愛読書が 絵本の僕ちゃんは
やはり そういうものが好きで
多分 人間の世界に生まれていなければ
死のうなんて考えもしていないだろうなと
漠然と思っていた事も、ある。
なんでああ 人と いうものは
面倒で
やっかいで
うるさくて
黒く ドロリと 醜いものが
渦巻く ようすなのか
だが しかし
たまに見せる あの
キラリとした
ヒトであるからして わかる
みえる 感じる あじわえる
あ の
感覚
それが 今となっては 「ひと」であったがゆえに
感じられていたものに 違いないのだと
いうことが わかる 俺。
何か なにか 違うものに
なったのか 俺は。 俺は 俺以外のものに
なってしまったのか。
うーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
わからんのだよ ちみ。
しかしな
しかし。
俺が 今の この 俺が
大事だと思う きみが
俺のことを 微笑んで
↑俺ちゃん基準
見ているのが これ 今現在の
じ じ つ
であるからして。
俺は俺の 目の前の 俺にとっての現実に
溺れていれば良いのだと
いうことは 完全なる じじつ
自然の摂理
たとえ ヨノコトワリ
シンラバンショウ が
変ろうとも それ 目の前の事が
俺ちゃんの真実。
それだけ 解っていれば 事足りるのだと
しみじみ 感じられる様になった 俺
生きるということは そういう事なのかも
しれないね。
まぁ
俺ちゃん 思うに きっと
絶対 多分 確実に
あの カンカラから あの 紙束
見つけた時点できっと
俺の中にあった 「死にたい君」は
きっと 何処かへ行ったのだろうよ。
あの カンカラ 箱の なかに
最後に
残っているものは
知ってる? ねぇ 知ってる?
やはり 古来から それは
き ぼ う
だと。 決まっているのだろう?
まぁ、俺ちゃんにも適用されて良かったと
そう 思う 今日 なり。
さ、
お庭探検 しよ。
………………………………………
その
甘いのの庭には にわにわにわにわとりはいなかったけど
色とりどりの 花
草 ハーブらしきもの 雑草かもしれないもの
大き過ぎず 小さ過ぎない 程良い木陰を作る木
白と黄色の蝶 その他 小さな虫たち
それ以外に
小さなものたち
が いた。
「うん?コイツらは小人なの?妖精?精霊??」
俺は勿論、森の中の奴等には ある程度慣れている。
そいつらも俺の事を気にせず
何やら忙しく立ち働いている。
忙しなく動くその様は
とても 可愛らしいのだけど
そいつらは 見た目は 謎の生物
虫っぽいヤツも なんと奇跡の二足歩行
小さなヒトは 子供らしきものから
勿論 じいさんまで 色々
羽があるやつも いる。
あれ トンボみたいに捕まえたら めっちゃ
怒られるかな
「前からいたっけ?」
独り言を言いつつ 彼らの仕事を
観察する俺。
ちょっと うすうす 思ってたけど
お庭の管理をしているのはコイツらで
冬の間
家の 隅で タンスの 陰で
チラチラ たまに感じる 視線。
多分、それコイツらなんだろうな。うん。
俺の事は認識してて、きっとここにいるのが自然
ここにいるのが自然♡
だから
きっともう 気に留めないんだろう。
てかさ、
てか、
そう
コイツらさ
言いたくないけど
おれ 俺より
甘いのの 役に立ってる のよね
ずーん
少し 落ち込みながらも
俺はずっと そいつらの仕事ぶりを見てた。
きっと
俺が手伝う事は無いだろう その 仕事
だって奴らは小さくて 仕事も細かい
細やか 行き届いた お手入れ
俺ちゃん 手 出すと なんか壊しそう。
とりあえず
そいつらをじっと 見守った後
俺は 俺の方法で 甘いのの役に立つべく
森へ出かけることにした。




