表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/5

家での変化

有栖川悠太ーーー


作戦会議が終わった後、バスケをやっていたときと違って図書部は自主練とかないので、まぁ当たり前だがな

さっそく家に帰ってきた。





「ただいま」

呟くように言った言葉だが、なぜか玄関で反響する

この現象が、無性にかなしい・・・。


うん、いつも通り返事がないな。


そう確認した俺は、自室へ向かった。


その途中

俺は新入生歓迎会を使おうと思ったきっかけを思い出していたーーーーーー




キーンコーンカーンコーン


チャイムがなり、昼休みに入ると、

俺は光暉をさそって食堂で飯を食べることにした。


「悠太ーーー、もうすぐだな!」

そういうと、イスに座っている俺の肩に抱きついてきた。

うるさいなぁこいつ・・・それに、光暉はクラス一緒になってから、いちいち抱きついてくる。

まじでうぜぇ。


「なにがもうすぐなんだよ」

仕方ない聞いてやるか・・・。


「なにがって?新入生歓迎会にきまってんだろ!」


「新入生歓迎会ってなんだよ?」

わりと本気でなんだったっけ


俺がそう言うと、光暉はいかにもよくぞ聞いてくれたといわんばかりの笑顔を向けてきた。

「さすが、部活ランキングの存在を今まで知らなかっただけのことはあるぜ・・・。

 いいか?新歓ってのは、新入生のために俺ら先輩が、この学校にどんな部活があるのか

 体育館で紹介するんだよ」

 

そう得意顔で話す光暉は、いつになく俺のこころには、不快感をもたらした

一言で言うと、なんかむかついた。


「それで?なんでお前は、うれしそうなんだよ」


「そりゃ、午後からの授業はカットになるし、バスケ部はいまんところ

 舞台の上でドリブルやパスを披露する予定だから、俺のかっちょいいところを

 全校生徒の前でアピールすんだぜ?いいことずくめだろ」


どうでもいいな・・・

アピールするんだったら、その前に自分のシュートの正確性でもあげろよ。



まぁクラブ紹介ってことは図書部も参加するんだよな。

図書部に魅力ってあるのか?

それに、清水や田本を参加させるにはいったいどうしたら・・・。




ん?もしかして、新歓を利用すれば解決できるかもしれないな。




そんな光暉の話しを聞いていた俺は、図書部の案件を思い出し、これは使えるのではないか

と思い至ったわけだ。




そして、今俺はというと、

ご飯が出来たっぽいので、リビングに向かっている。


いつも通り席に着いて、妹たちもイスに座るのを確認した後

「いただきます」といって、それぞれ食べ始めた。


いつもなら、沈黙のはずの晩ご飯だが今日はちょっと違った。


ご飯を食べながら、こっちをずっと見ていた妹ーーー美月が

意を決したように話しかけてきた。


「なぁ、兄貴。

最近、家に帰ってくるの早すぎない?

朝出るのも遅いし

いつもだったら、9時くらいに帰ってくるのに

最近、

6時半じゃん。理由聞いても、ピンぼけじじいみたいなことしかいわないし」



聞かれた俺は現在、脳内で頭をフル回転させていた。


どうしよう・・・。

いくら明後日の新歓で図書部に入ったことがばれるとしてもギリギリまで隠し通したい。

しかし、美月の言ったとおり最近の俺はぼけ老人みたいに、

「今日は部活がないって、お告げがあったんだよ」とか

「朝ははやく行かなくて良かった気がする」とかを言い訳にしてきたからな。

それに、もうレパートリーが減ってきて限界が近づいてきた・・・絶体絶命のピンチだな。


そんなことを考えていると音優が


「美月ちゃん、どうせ兄さんのことだから、またバスケで行き詰まってるんだよ。

 まさか、図書部に入ったからなんて理由じゃないと思うよ」にこっ。


そんなことを言い出されてしまった俺は、ますます新歓が嫌いになった。

音優はエスパーかなにかなのか?

そう思った俺は普通だと思う。


「音優のいうとおり、俺は最近バスケで行き詰まってるからなぁハハハ」

ここはもう合わせるしかない。


そういうと、美月はちょっと安心したような顔をしながら

「なぁんだ兄貴、てっきりあたしは、なにかとてつもない悩みができたのかと

 おもったぜ・・・・・・・でも、早く帰ってきてくれるのはうれしいかな」ぼそっ

といっていたが、


美月が最後の方に言った言葉は俺には聞こえなかった。


そのあとも、妹たちとはなぜか会話が弾み、


久しぶりに俺たち兄弟3人は家族団らんが出来たんだと思う。






あと、余談なんだが、俺のクラスに図書部全員が集結しているらしい。

この前教室で天王寺を見かけて話しかけたら向こうもびっくりしていて、

でも、横にいた松下は微笑んだままで、知っていたのか、知らなかったのかよく分からない。


まぁ普通は知ってるよな。俺と天王寺は他人に無関心すぎなのかもな・・・。



清水も田本もいるらしいが興味がないから、いまんとこ誰かは分からない。












話の展開がどうなっていくのか自分でも分かってないですが、引き続きよろしくお願いします。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ