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13 簡易解析鑑定

 さて、僕にレオンとアイゼルちゃん、ラインハルト君を加えた一行は……


 ――え、「"僕に"じゃなくて、勇者レオンとその仲間である魔女アイゼルちゃんとラインハルト君に+おまけ1人を加えた一行の間違いじゃないか」だって?


 ハハハハ、何か変な幻聴が聞こえちゃったよ。


 このパーティーのリーダーは僕だからね~。





 ゴホン、まあそんなことはどうでもいいよね。

 誰がリーダーかなんて、言うまでもないことだから。


「レオンさん、まずは王都にあるギルドへ向かいましょう。そこにある魔法具を使うと自分のステータスを確認することが出来るので、レオンさんの勇者としての能力を確認できます」

「ああ、分かった」

 アイゼルちゃんと腕を組んでギルドに向かうレオン。

 その後を僕とラインハルト君がついていく。


 イチャイチャラブラブオーラ全開の2人を前にして、ラインハルト君はこの場にいてもいいのだろうかと、場違い感に戸惑ってる様子。


 ――バシンッ

 そんなラインハルト君の背中を僕は思い切り叩いた。


「うわっ、いきなり何をするんですか!」

「大丈夫だよ。全てのカップルは最初は熱愛でも、結婚して数年もすれば、すぐに顔も合わせることがないほど冷え切った関係になっちゃうから。例え家の中で顔を合わせても、言葉すら交わさない、赤の他人以下の関係にまで落ち込んじゃうから」

「……もしかして、スバル君のご両親って、そんな人たちだったんですか?」


 ノウノウ、違うよラインハルト君。

 僕の両親じゃなくて、僕の前世での夫婦関係がそうだったんだよ。それも3回ともね!






 そんな会話をしながら、僕たちは王都にあるギルドへ着いた。


 ギルドでは勇者様御一行の到着に場が騒めきつつ、カウンターで水晶球の形をした"魔法具"が出された。


「この水晶球は古に存在した偉大なる"英知の賢者様"が残された魔法を元に作られた魔法具なのです」

 と、さも御利益のある神社の御神体を説明するかのように、厳かに語るのは魔女アイゼルちゃん。

 まあ、説明している相手は僕たちでなく、"レオンだけ"って感じ。なんたってさっきから、レオンの方しか見てないんだもの。



 でもアイゼルちゃん、そんな説明しなくていいんだよ。

 だいたいこの魔法具は、正確には手をかざした人間のステータスを読み取る魔法具じゃなくて、"簡易版の解析鑑定魔法"を施しているだけの魔法具だから。


 そもそも今の話に出た偉大な"英知の賢者様"だって、古っていうけど実際はたった100年前にいた人のことだし。

 ちなみにどうして僕がそんなことを知っているのかと聞かれれば、今話に出た偉大なる"英知の賢者様"が今この場にいるからです。


 エッヘン、僕は偉大なる"英知の賢者"様だぞ~。

≪はいはい、誰もあなたが本物の"英知の賢者"だなんて信じてくれませんよ≫


 スピカさんがギルドにいるメンバーだけでなく、なんだか次元を超えた先にいる"読者"とか呼ばれる存在にまで語り掛けている気がする。けど、うん、それは、きっと、僕の勘違いに違いない~。




 そんなことはさておいて、水晶球に最初に手をかざしたのは、説明をしてくれたアイゼルちゃんだ。


 その結果アイゼルちゃんのステータスが明らかになる。


 名前  アイゼル・ブラウ

 種族  人間

 称号  ブラウ家令嬢

 クラス 4属性魔法使い


・ステータス

 体力    D

 物理攻撃力 D

 物理防御力 E

 魔法攻撃力 A

 魔法防御力 B

 魔力保有量 A

 素早さ   D


・スキル

 4属性魔法使い


・装備

武器

 ブルーウォーター結晶石のロッド(攻撃魔法強化(中)、水属性魔法強化(大))

防具

 名裁縫師アリステッドの黒魔法帽子(魔法耐性(中))

 名裁縫師アリステッドの黒ローブ(魔法耐性(中))』



 水晶球によって調べられたアイゼルちゃんの情報をもとに、アイゼルちゃんは説明をしてくれる。

「名前と種族に関しては説明不要でしょう。称号と言うものに関してですが、これは本人が自称しているものや、血縁関係などを元にして称号名が出てくるようになっています。そしてクラスと言うのは職業のことになります」

「ってことは、アイゼルんちゃんが魔法使いなのは分かるけれど……」

「あら、レオン様の"おまけ"。いいところに気が付きましたね」

「誰が"おまけ"だよ~」

 僕の抗議を黙殺してしまうアイゼルちゃん。この子、僕に対してものすごくいい性格してるよね。


「私のクラスである"4属性魔法使い"と言うのは、火水風土の4つの属性を扱うことが出来る魔法使いであることを示すものです。普通の魔法使いでも4つの属性を扱うことはできます。ですが戦闘でも使えるほど高威力の魔法を、複数属性使える魔法使いは滅多にいないのです。ですが私は4つの属性を戦闘でもパーフェクトに操ることが出来る天才なのよ」

 そう言ってまな板……おっといけない、将来はさらに萎んでいくだろうペチャパイ胸を偉そうに突き出しながら、ふんぞり返って自慢してみせるアイゼルちゃん。


「さすがはアイゼル様。この国一番の魔法使いと言われるだけあって凄いですね」

 ラインハルト君はアイゼルちゃんを褒める。

「へー、すごいね」

 僕は超棒読みで答えておいた。


 ……たった4つの属性を扱えるレベルで、この国一番の魔法使い?

 この国、本当に大丈夫かな?

 こんなのが国一番の魔法使いってくらい人材がいないなら、魔王に滅ぼされても仕方がない気がしてきたな~。

 僕は内心でそう考える。


 ところで自慢しているアイゼルんちゃんだが、一番賛辞の声を掛けて貰いたいであろうレオンへ視線を向ける。


「そうか。そんなものか」

 レオンの反応は超淡白。


 ――それがどうかしたのか?

 そんな感じの興味のなさだった。


「ま、まあ。レオンさんはこの世界とは異なる世界から来られた勇者様です。単なるデータだけでは私の凄さが分からないでしょう。ですが、魔族との戦闘では私の魔法がいかに強力かお見せいたしますわ」


 たぶんアイゼルちゃんがヨボヨボノおばあちゃんになるまで魔法にのめり込み続けても、レオンが感心することなんてないね。

 僕は、心の中でそう思う。




「コホン、それとともかくとして、次にステータスについて説明しましょう。このステータスの体力や物理攻撃力などと言った項目は大体見てもらえれば分かりますよね」

「うん、僕のいた世界のゲームっぽくなるように、6段階評価で情報が表示されるよう作っておいたんだ~」

「……おまけ、何をふざけたことを言ってるんですか?この水晶球は、古の"英知の賢者様"が使われていた魔法が元になっているのです。あなたみたいなおまけが作れる訳ないでしょう。大体ご自分の年齢を考えて物を言ってるのかしら?」

「だから、おまけって言うなー!」

 威丈高に見下してくるアイゼルちゃんに、僕は抗議。


 僕は本当のことを言ったんだけど、アイゼルんちゃんもとより、ラインハルト君まであきれ顔をして信じてくれない。

 僕は無言でレオンの方に「何か言えよ!」と、鋭い視線を送った。


「……まあ、それが普通の反応だな」

「チッ、使えない奴め」

 僕の援護をしないで、肩を竦めてみせるレオン。


 ――グ、グスン。

 本当のことを言ってるのに、嘘つき呼ばわりされたって悔しくなんてないんだからね。この簡易解析魔法は、僕が前世の趣味とオタク魂をつぎ込んで作った魔法なのに~。




「では、おまけのことは無視してステータスの説明です。このステータスはAからEまでの評価で成り立っています。余談ですが"5段階評価"であって、決して"6段階評価"ではないので、そこのところは勘違いしないでください」

 アイゼルちゃんの僕への当て付けが、本当にひどいよね。

 そしてアイゼルちゃんの説明が続いていく。


「なお最低はE評価で、これは"才能なしのクズ"を意味します」

「アイゼルちゃんの物理防御は、クズなんだね~」

「私は女で魔法使いです。だから物理防御が低くて当然です。可憐な乙女ですからね」

 僕の嫌味を軽く受け流すアイゼルちゃん。


 まあ敵の魔族に殴りかかられて攻撃されまくっても、常にダメージ1しか受けない、超防御特化型魔法使いなんてのがいたら……そんなの見たくもないね。

 きっと筋肉ムキムキマッチョマンだよ。それも男でなく女のマッスルレディーだとしたら、ちょっと特殊な趣味の人でない限り、夢の中で悪夢にうなされるぐらいひどい姿をしてそう……



「そしてD評価が一般人以下。Cでようやく一般人並となり、Bは一流と呼ばれる人たちのレベルとなります」

 そこで一度アイゼルんちゃは説明を止めて、僕とレオン、ラインハルト君に視線を向ける。


「コホン、そして私の魔法攻撃力はA評価ですが、これは一流を超えたさらに上にある、超一流を示す評価となります。つまり私の魔法攻撃力はこの国の頂点にふさわしい、きわめて強力な火力を誇っているのです」


 ドヤ顔して、(ペチャパイ)を突き出すアイゼルちゃん。


「さすがはアイゼル様です」

 ラインハルトが賛辞の言葉を投げかけると、フフンと鼻を鳴らして満足そうな声を上げるアイゼルちゃん。


「すごいねー」

「……」

 僕は超棒読み。レオンに至っては、「だからどうした」という顔だ。


 その無反応っぷりに、アイゼルちゃんがやや固まってしまう。

「ま、まあ、レオンさんも実戦では私の戦闘力を頼りにしてくださいね」

 そう言い、口に手を当ててアイゼルちゃんは笑った。


 その後はスキルと装備に関しての説明も、アイゼルちゃんはしていってくれた。まあ、スキルはアイゼルちゃんのクラスとかぶってるから、特に説明することはないかな?

 クラスの説明と同じで、火水風土の4属性魔法を高度なレベルで扱えるというもの。


 装備に関しては、ありていに言えば今武器として持っている物と、着ている服などがそのまま防具として扱われる。

 アイゼルちゃんの着ている黒ローブと帽子は、なんでもこの国でも随一の名裁縫師であるアリステッドさんの作たそうで、早い話がブランド物と言うわけだ。

 それにブルーウォーターの結晶石は大変に貴重な魔法石で、以下うんたらかんたら~と自慢話をしてきたけど、僕もレオンもラインハルト君でさえもが、その自慢話にうんざりさせられた。


 女性って、身に飾っている物の自慢話をするときにやたら饒舌になることとかあるよね。


 ぶっちゃけ、何がいいのか全然わからん。




「よーし、次はラインハルト君行ってみようか」

 あまりにもアイゼルちゃんが面倒臭い女なので、いまだに続く自慢話を無視することにした。というわけで、僕はラインハルト君のステータスを調べさせることにした。


「分かりました」

 アイゼルちゃんの自慢話はラインハルト君でさえ聞くに堪えられないのだ。僕の提案にあっさり頷いて、水晶球に手を乗せた。


 そうしてあらわになったラインハルト君のステータスは次の通り。

 名前  ラインハルト・ミューゼ

 種族  人間

 称号  クライネル王国見習い近衛兵

 クラス 見習い近衛兵


 ステータス

 体力    C

 物理攻撃力 C

 物理防御力 C

 魔法攻撃力 C

 魔法防御力 C

 魔力保有量 E

 素早さ   C


スキル

 魔法耐性(弱)


装備

武器

 鉄の剣(物理攻撃力(小))

防具

 皮の鎧(物理耐性(小))

 アンダーシャツ(特殊効果なし)

 王国近衛兵のズボン(物理耐性(小))



「す、すごい。保有魔力量以外はオールC。まさにド凡人の中のド凡人」

「だ、誰がド凡人ですか!」

 まるで学校の通知表で5段階評価で全て3を取った成績表のように見えなくもない。

 前世では頭がよくてスポーツもこなせた僕なんて、学生時代はオール5なんてざらに取れたけど、これはすごいよね。オール3をほぼ地で行くラインハルト君の成績……あ、成績じゃなくてステータスだったか~。

 それにひとつだけ落第点だけど、その辺はあまり気にしなくていいよね~。

 まあ、そんなステータスのラインハルト君のことは、これからは超ド凡人と呼んであげないと。



「では続いてレオンいけ~」

 能天気な僕の声であるが、召喚された勇者様のステータスが見られるということで、ギルドに集まっていた人たちが、遠巻きながらざわざわとし始める。

 僕はレオンが水晶球に手を乗せる前に、召喚初日にレオンに渡した鉄の腕輪がちゃんとはまっているのかを横目でチラリと確認しておいた。


(よしよし、ちゃんとはめてるから問題ないね~)

 あの腕輪がはまっていないと、いろいろとヤバイ事実が明らかになってしまうけど、はまっているならその事実が公になることはない。


 水晶球にレオンが手を乗せた結果、次のような情報がまとめられた。


 名前  レオン・アキヅキ

 種族  人間

 称号  異世界人

 クラス 拳闘士


 ステータス

 体力    S

 物理攻撃力 S

 物理防御力 A

 魔法攻撃力 E

 魔法防御力 B

 魔力保有量 C

 素早さ   A


スキル

 物理耐性(強)

 魔法耐性(強)


装備

武器

 なし

防具

 ブラックレザーコート(物理・魔法耐性(大))

 ブラックレザーズボン(物理・魔法耐性(大))

 黒いシャツ(物理・魔法耐性(大))



「エ、Sだって!?」

 明らかになった情報。そしてステータスの中に存在しているSという評価を見て、ギルドにいる人たちがにわかに騒がしくなりはじめた。


「お、おい、Sって一体何だよ?」

「こんなの初めて見るぞ!」

「マスター、一体どうなっているんだ。もしかして水晶球が壊れちまったんじゃ……」


 そんな感じで外野ががやがやと煩くなり始める。

 水晶球の評価の内容は、アイゼルちゃんが説明したようにAからEまでの5段階だと思われていたようで、Sという評価は初めて見たようだ。


「もう、だから全部で6段階評価だって言ったのに」

 そんな騒がしい人たちの中で僕はそう言ったのだが、残念なことにその声は周囲の騒がしさに紛れて、誰の耳にも届くことがない。



「Sってことは、Aよりもさらに上ってことか。ハ、ハハ、なるほど、さすがは勇者様だ。これはもはやどんな人間でも叩きだすことが出来ない、勇者でなければ持つことが出来ない評価値ってわけだな」

「な、なるほど」

 ギルドのマスターが初めて見るS評価の内容に驚きつつも、それでも納得のいく説明をする。そうすると周囲にいる人たちも納得していくと共に、A以上の評価値。しかもそれが2つあるという事実に、改めて驚愕の声を上げていく。


「さすがですわ、レオンさん。あなたでなければ、魔王を倒すことはできないでしょう」

 そう言い、アイゼルちゃんはレオンの腕にしなだれかかった。

 ラインハルト君も、「さすがです、勇者様」などと言って興奮した様子。




 もっとも、騒がしい周囲をよそにして、僕だけは種族の項目が"人間"となっていることにニンマリと笑みを浮かべた。


(よしよし、腕輪はちゃんと機能しているようだね)

≪そうですね、ご主人様(マイロード)。レオンの種族と本来のステータス値が知られてしまえば、大変マズい状況に陥ったでしょうから≫

(だよね~。レオンがあの腕輪してなかったら、Sの上にある、隠し評価の"Ex"が出ちゃったしね~。あの隠し評価って、「お前絶対に人間のレベルじゃねえぞ、ヤバい奴だぞ」って評価だもんね~)

 僕は頭の中でスピカと一緒に、ニンマリと話し合った。


 実はあの腕輪、解析鑑定魔法を誤魔化すことができる効果がある。ついでにおまけで別の効果もついているが、それは今は関係ない。



 興奮している周囲が煩いものの、

「じゃあ、最後は僕が行くね~」

 そう言って、僕も水晶球に手を乗せた。


 名前  肥田木昴(ひだきすばる)

 種族  人間

 称号  異世界人

 クラス 薬師


 ステータス

 体力    D

 物理攻撃力 D

 物理防御力 E

 魔法攻撃力 B

 魔法防御力 S

 魔力保有量 B

 素早さ   D


スキル

 薬剤知識

 錬金術

 解析鑑定スキル所持


装備

武器

 ブラックヴォンド(打撃武器、魔法強化能力なし)

防具 

 ブラックレザーロングコート(物理・魔法耐性(大))

 ブラックレザーズボン(物理・魔法耐性(大))

 ブラックレザーベルト(ポーション収納機能あり)

 ブラックレザーポーチ(アイテム収納能力あり)

 黒いシャツ(物理・魔法耐性(大))


「ふふふふふ、どうよボクも魔法防御力は"S"なんだよ」

 露わになったステータスの中にある魔法防御力S。この評価を前にして、僕は周囲に得意気に話しかける。


 ……のだが、集まっていた全員が完全にレオンの方に注目していて、僕のS評価の能力値を誰も気に留めてくれなかった。



「えっ、ええっ!ちょっと、僕もSなんだけど。ね、ねえっ、誰か聞いてよ~。おーい、アイゼルちゃん、ラインハルト君?この際レオンでもいいから、僕のS評価をすごいって褒めてよー」

 僕が叫んでも、誰も僕のことに気づいてくれなかった。



(ス、スピカ。どうしよう。誰も僕の凄さに気付いてくれない。っていうか、水晶球の解析鑑定魔法を誤魔化して、Sを1個だけにしておいたのに、それでも誰も僕のSに気付いてくれない)

 僕はちょっと涙ぐんでしまう。

≪はいはい、ご主人様(マイロード)の普段の行いが悪いから当然の結果です≫


 チ、畜生。

 レオンの奴ばかり構われてるからって、僕は全然気にしてなんていないんだからね!




(あっ、心の汗が目から零れ落ちてきちゃったー)


後書き



 ステータス関係の情報を一度書いてみたいなと思っていたので、それを本文中に入れてみました。

 ただ、これって地味に設定作るのが面倒で時間がかかりましたね~。


 うーむ、他の作者様の話を見てると、へーって言うぐらいで簡単に見てますが、意外と手間がかかるものですね。

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