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始末屋だった俺に新しい家族が出来た。  作者: 焔伽 蒼
第二話 初めての学園生活
15/32

Target015「針千本」



【4月7日(火) 18時30分】



「ぐはぁ!」



海藤が地面に沈んだ。服は大佐のボロックナイフで切り刻まれ、武器であるマグロは針千本の名の元にガチで針が千本ぶっ刺さって壁に縫い付けられていた。


確かここの壁って爆弾すらも防ぐ防護壁じゃなかったか……?


しかし、海藤はボロックでずいぶん切り裂かれたのに生傷がない。止め刺したのも普通にボディブローだったし。



「いや、つうか早いよ!!?わずか一瞬の間に何があった!? そして、なに!さっきまでの強気は!?」



これが漫画やラノベなら、一話分飛ばしたのではないかと読者に思われかねない早さだったぞ。ていうかさぁ!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━



「フッ、見た目で判断している内は俺には勝てねぇよ。 良いぜ。来いよ……まとめて潰してやらぁ!」



……こいつ、正気か?


俺だけじゃ留まらず、“まとめて潰す?”実力を図る事が出来ないのか?


いや、待て……こいつも俺達と同じクラス……つまり、実力を隠しているのか?


まさか、この俺が気付けないとは……やはり、強敵と判断する必要があるな。侮れん。



「行くぜ!!」


「来るか……!」



俺は戦闘体制に入る!



━━━━━━━━━━━━━━━━━━



「とか、ちょっとシリアス感出した俺がバカみたいじゃん!? つうか海藤の冒頭の台詞あんなカッコイイ風だったっけ??」


「気にしたら負けだぜ!」


「お前は名無し!? いやいや、お前は気にした方がいい!未だ名前を紹介されない現状をな!」


「気にしないぜ! それよりも気を付けな!俺の愛武器“鎚矛(メイス)”は破壊力抜群だぜ!」



鎚矛(メイス)、紀元前17~紀元後19世紀に地域・文化圏問わず使われた打撃武器“斧”の一種だ。起源は元始時代にまで遡る。斧頭と柄の組み合わせからなり、殴打による攻撃は地面をも砕く。人類最古の武器である。



「何か説明入ったぁ━━━!? 本人の名前より武器の名前が紹介されたぁ━━━!?」



しかも細かい……!


本当にこんな扱いで良いのか?名無しよ……。



「食らえやぁぁぁぁあ!」


「はい、そこまでー」



『!?』



いつの間にか肚州が俺と名無しの間に割り込んでいた。


皆の表情から察するに、誰も肚州の接近に気付けなかったようだ。


しかも、肚州は重力+重量のWコンボの鎚矛(メイス)を片手で掴み、攻撃を完全に受け止めていた。しかも、顔も向けずに。


流すのではなく受けるとか。マジで何者だよ、コイツ……。



「これは肚州教官、時間ですかな?」


「ああ。テメェラにゃ悪ぃが、戦闘はここまで!残りの時間は明日の連絡と説明に使う。問題ないな、大佐?」


「サーイエッサー!」



ビシッと敬礼をしていた。



「……仕方ありませんわね。(わたくし)も戻るとします」



針千本まで素直に引き下がった。


この二人が言うことを聞くなんて、実力だけではなく人を従わせるカリスマ性も持っているようだ。むしろ慕われている感じにも見える。


俺は好きにはなれないが……。



「お前……えーと……斧男も異論はないな」


「はぁ……ないぜ」


「そこは異論唱えろよ!」


「む? 坂本、貴様は異があるのか?」


「名前覚えてやれよ!つうか、マジで名前なに!?」


「気にするな」


「そうだ、坂本。 そんな事を気にする前に、教室へ戻れ!」


「おい、教師!」



ダメだ……コイツらと話しいても、らちがあかねぇ……。


止めよう。気にするだけ体力の無駄だ。


微妙な気持ちで教室(3ーG)へと戻った。そこで聞かされたのは、明日行われる健康診断についてだった。


これは男女ペアで行うらしく、明日の17時50分までに決めておけとの事だった。



「正気かよ……」



学校も終わり、帰路に着いていた俺はボソリと呟いた。


男女ペア、つまり男女合同でやるわけだが、それは色々とマズイだろう。


こう……裸っつーか、異性的な意味で……。


詳しく聞こうとも思ったが、肚州は職員会議とかで直ぐに教室を出ていってしまうし、他の奴に聞こうにも海藤は保健室・大佐は危ない・針千本は危険・名無しはさっさと帰宅するし、肝心なユミはバトルロワイヤル以降帰って来なかったし……必然的に聞ける相手が居なかった。



(にしてもユミはどこ行っちまったんだ?誰も疑問に思って無さそうだったし、アイツも謎だらけだよな~)



とりあえず葉月と伴音にメールを打っとくか。


メール内容

【From】

坂本零弐

【To】

葉月 伴音

【Sub】


【本文】

今から帰る。



と端的に送った。それから1分後に伴音から返信が来た。



メール内容

【From】

零弐お兄ちゃん

【To】

伴音

【Sub】

わかった~

【本文】

ごはん暖めて待ってるね(^o^)/

あとあと、帰ったらお楽しみがあるよー!



と来て、更に3分後に葉月から返信が来た。



メール内容

【From】

零弐さん

【To】

葉月

【Sub】

お疲れ様でした。

【本文】

私も急に用事が入ってしまい、ついさっき帰宅したばっかです(×_×;)

お風呂、沸かしておきますね♪



二人とも丁寧に返事を返して来てくれた。



(……うん、何て言うか良いな。こういうの)



学園での出来事が洗われるようだ。

夕飯は伴音が用意してくれている。何が出るんだろうと、思考しながら家へと歩を進めた。



にしても、お楽しみってなんの事だ?



『to be continued』


どもども、焔伽(ほとぎ) (あおい)です!


久しぶりの更新になりました。つい先日まで、携帯が壊れてまして、続きを作れずにいました。

ですが、今は機種変をし、バッチリ作れています。

因みにですが、僕は生粋のガラケー保持者です。どうもタッチ式はイライラしてきます。理由は、隣のボタン押したり、エラーしたり、なにしたりアレしたりでストレスが溜まる一方だったからです。機械音痴ではありませんが、スナホ音痴ではあります。


こうなれば、時代の流行に逆らい、いずれは生きた化石となるまでガラケってやります!これは個人と時代の戦争なのです!

某異世界と自衛隊の戦争アニメのような、戦いを繰り広げてやります!

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