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第四話 自然の魔物集団来襲
ウトアリックはワインを飲んでいた。
「自然の魔物の襲来の事だが、ちょっと聞きたいんだ。」
「なんだウトアリック。珍しく冷静になってよ。」
自然の使徒、第46柱カムスルテルズ・アウエル自然大司祭管理自然対象「磁力」
「だってさ、大司祭であるあなたの前では冷静になりますよ。」
「そりゃそうだな。」「「ハハハハハハハハハ」」
二人は会話をしていた。
「その資料見せてくれないかと思って。」
「ああ!ちょうど第999柱メルタード自然司祭管理自然対象「砂塵」からこんな書類を持ってきてくれたんだ。」
自然の魔物の大群はまるで太陽フレアのように見える。
「こいつが地球に来るのか。」
「全面戦争の準備を整えなくてはな。数十年ぶりの大撃退作戦を施行する。」
「まさか、この時が再びですか。」
「不満を言うなら太陽にしてくれ。」
「まぁな。」
来襲の予感が迫りだした時、ウトアリックには熱血が消えていた。
「頼むぞ。自然の使徒で一番の暴れん坊よ。」
「任せときな。」
次回 第五話 名もなき自然の使徒の謎。お楽しみに!