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06 前菜の嵐

「いいからとにかく、メシを食わせてくれよー!」


 ケルベロスの右側の首ことケイが悲痛な声でそのように言いたてたので、咲弥は二台のスキレットで焼きあげた巨大キノコの炒め物を皿に移した。どこぞの王国から献上されたという、立派な銀の大皿である。


 まあ、スキレットの容量には限界があるので、七名で分ければ味見ていどの分量だ。咲弥が小皿に取り分けた分をひと口でたいらげたケイは、「へー!」と驚きの声をあげた。


「なんかこれ、肉じゃねーのに肉みてーな噛みごたえだな! こんなキノコは、初めて食ったぜ!」


「うんうん。肉厚で食感がしっかりしてるせいか、脳がだまされそうだねぇ。シイタケのような、エリンギのような……色んなキノコを思い出させる味わいだなぁ」


「なんだ、それ? キノコの名前か?」


「うん。あたしの暮らしてる世界にも、色んなキノコがあるからねぇ。でもこれは、どんなキノコにも負けない味わいだなぁ」


「ふーん! あと、このちっちぇーのは何なんだよ? すっげーニオイがするんだけど!」


「それは、スライスしたニンニクだよぉ。……あ、わんこにニンニクは厳禁のはずだけど、ケイくんたちは大丈夫なのぉ?」


「わんこ?」と、ケイは小首を傾げる。

 腹がふくれて人心地がついたのか、これまでには見せたことのない無防備な表情と仕草であった。


「わんこは、犬のことだよぉ。狼って、犬の親戚なんでしょ?」


「犬なんかと一緒にするなよ! そもそも俺たちは、魔族だぞ!」


 ケイが頬でもふくらませそうな勢いでぷりぷりと怒ると、ルウが「そうですね」と冷静に口をはさんだ。


「たとえ如何なる姿をしていようとも、魔族は魔族です。この身の半分は魔力で構成されているため、生身の存在とは別種の生命体であると思し召しください」


「じゃ、タマネギとかも大丈夫なんだねぇ? それならひと安心だよぉ」


 咲弥が安堵の息をつくと、怒気を消したケイがいくぶんもじもじしながら視線を向けてきた。


「それより、本物の肉はねーのかよ? どんなに似てても、キノコはキノコだからなー」


「ケイくんは、お肉をご所望でありますか。まあ今日はメインディッシュでもお肉は控えめだから、こっちでも使っちゃおうかねぇ」


 そういえば、咲弥もまだデザートリザードの肉をローストでしか味わっていないのだ。

 咲弥は祖父のナイフでデザートリザードの肉を薄く切り分けて、もう一台の焚火台で網焼きにしてみた。調味料は、もちろん『ほりこし』だ。


 その焼きあげはアトルに任せて、咲弥はチコとともに余っていたマンドラゴラモドキをすりおろす。前回のキャンプで好評だった、ふわふわ焼きである。

 その作業中にデザートリザードの肉が焼きあがったので味見をしてみると、肉汁は豊かで味わいも申し分なかったが、鶏肉よりもずいぶん固い肉質であった。前回は、ローストの作用であのようにやわらかく仕上げられたわけである。


「にゃるほど。でも、噛めば噛むほど肉の味がするし、やっぱり美味しいねぇ」


 いっぽうケイも咲弥の足もとで、「うめー!」と歓喜の声をあげている。

 しかし、ルウとベエは無表情にもそもそと肉を噛んでいた。


「ふむむ? ルウくんとベエくんは、お気に召さなかったかな?」


「いえ。こちらの調味料は、きわめて巧みな調合であるように思います。ただ……私とこちらの首は、そちらの首ほど肉に執着していないのです」


「えー? 三つのお顔で、食べ物の好みが違ってるのぉ?」


「はい。よって、食事から得られる充足感を純化させるために、食事の際には身を分けることにしたのです」


「にゃるほど……それじゃあルウくんとベエくんは、どんな料理がお好みなのかな?」


「そちらの首は、パンの類いを好んでおりますね」


 ルウが沈着に答えると、陰気なベエはいっそう鬱々と目を伏せた。


「しかし、この場にパンがないことはわかっている……山や砂漠で小麦がとれることはないのだろうしな……」


「そっかー。あたしは最近、家でパンが主食だったから、キャンプの場には持ち込んでなかったなぁ。パスタだったら余ってるけど、ベエくんのお口に合うかしらん?」


「ぱすた……? そのような料理は、耳にした覚えもない……」


「そっかそっか。パスタも原材料は小麦のはずだから、好みに合う可能性はあるよねぇ。じゃ、この後にちゃちゃっと仕上げてあげるよぉ」


 すると、黙って肉を食していたドラゴンが「サクヤよ」と声をあげた。


「主菜は、この後に準備するのであろう? そうまで手をかけるのは、小さからぬ苦労ではなかろうか?」


「いやいや。メインのふた品は、どっちもけっこう時間がかかるからさぁ。それに、パスタぐらいは大した手間でもないよぉ」


「左様か」と微笑むように目を細めるドラゴンに笑顔を返してから、咲弥は焼きあがったふわふわ焼きをカッティングボードに移して、ポン酢とカツオブシを振りかけた。

 新たな料理の完成に嬉々として振り返ったケイは、ふわふわ焼きを切り分ける咲弥の手もとを覗き込んでからしょんぼり肩を落とした。


「なんか美味そうな匂いだけど……肉は入ってねーのかー」


「そ、それでしたら、うえにおにくをのせてはいかがです?」


 チコがアトルからトングを受け取り、ケイの皿のふわふわ焼きに網焼きの肉をトッピングすると、ケイはたちまち瞳を輝かせた。


「その手があったか! お前、賢いな!」


「と、とんでもないのです。きょーしゅくのいたりなのです」


 チコはもじもじとしながら、それでも嬉しそうに口もとをほころばせる。

 そのさまに心を和ませながら、咲弥はルウとベエにも皿を差し出した。


「はい、どうぞぉ。お次はパスタだから、ちょっと待っててねぇ」


「サクヤ殿の温情に、心よりの感謝を捧げます」


 ルウは生真面目に一礼してから、ふわふわ焼きに牙をたてる。

 そして、ベエもそれに続いてふわふわ焼きを食すると――そのふさふさの尻尾が、ぴこんと立てられた。


「あれあれ? ベエくんは、ふわふわ焼きもお気に召したのかな?」


「うむ……マンドラゴラモドキは野菜なのであろうが……どことなく、パンに似た趣を感じる……」


 ふわふわ焼きがパンに似ているとは、とうてい思えない。

 ただ、こちらはお好み焼きに似ており――お好み焼きもまた、小麦粉を原料にしていた。


(ベエくんはパンだけじゃなく、炭水化物系の料理がお好みなのかな。だとしたら、お米もお口に合うかもな)


 咲弥はそのように考えたが、期待を裏切っては気の毒なので発言は控えておいた。

 その代わりに、パスタで簡単にペペロンチーノを仕上げてみると、ベエは陰気な面持ちのまま尻尾をぴこぴこと振りたてたのだった。


「あはは。パスタはお口に合ったみたいだねぇ」


 咲弥が思わず頭を撫でると、ベエは「ヤメテ……」と陰気な声をもらす。

 しかし咲弥の手から逃げようとはしなかったし、その尻尾も元気に振られたままであった。


「もー、みんなかわゆいんだからぁ。……じゃ、ルウくんの好物は何なんだろ?」


「私のことは、お気になさらず。……食後にそちらの果実をいただければ、それで十分です」


 そういえば、『イブの誘惑』の収穫に瞳を輝かせていたのは彼だけであったのだ。

 咲弥は「なるほどぉ」とにんまり微笑んだ。


「じゃ、ちょっとフライングでデザートにもチャレンジしてみよっかなぁ。そんなに得意な分野じゃないから、あんまり期待はしないでねぇ」


 咲弥が二つの『イブの誘惑』を薄めのくし切りに切り分けると、黄金色の皮の下にはリンゴよりも濃い黄色の実が隠されていた。

 果汁も豊かで、いかにも甘そうな香りである。


 オリーブオイルをぬぐった二台のスキレットにキャメットの乳脂を垂らし、くし切りにした『イブの誘惑』を並べたならば、砂糖を加えつつ弱火で片面ずつ焼きあげていく。そして、焼きあがった果実を皿に取り分けたのち、余った果汁と砂糖を煮詰めてその上に注ぎかけた。


「焼きリンゴならぬ、焼きイブでございます。みんなも味見してみてねぇ」


 リンゴサイズが二個では大した量にならないため、咲弥は追加の調理に取りかかる。

 そんな中、ルウは「おお……」と感嘆の声をあげていた。


「これは、素晴らしい味わいです……まるで、宮廷料理のひと品であるかのようです」


「あはは。それはさすがにオーバーだなぁ。でも、お気に召したんなら何よりだよぉ」


「こ、これはほんとーに、おいしーおいしーなのです!」


「はいっ! こんなにおいしいイブのゆーわくをたべたのは、はじめてなのです!」


 ルウばかりでなく、亜人族の兄妹も星のように瞳をきらめかせている。

 それにドラゴンも満足げな眼差しであったので、咲弥も感無量であった。


 いっぽうケルベロスはルウしか焼きイブを食しておらず、ケイは肉を、ベエはパスタを食べ続けている。そのさまに、咲弥は小首を傾げることになった。


「あのさぁ、みんなはそれぞれ好きなものを食べるだけで、ココロを満たされるのかなぁ?」


「はい。魔族は人間族と異なり、食事から滋養を摂取しているわけではありませんので。幸福な心地を得られれば、それで十分であるのです」


「にゃるほど。栄養の偏りを心配する必要もなく、好きなものだけを食べればいいわけね」


「はい。ですが、辺境地帯を放浪するさなかには、肉や果実ぐらいしか求めることはかないません。それでは心の何割かが満たされないため、時には人間族や亜人族の居住区を訪れてパンを所望しています」


 その言葉に、ドラゴンが小首を傾げた。


「そういえば、どうして其方が辺境区域を放浪しておるのだ? 以前は中原で、他なる種族との戦乱に明け暮れていた身であろう?」


「……我々はワーウルフの一派と共闘し、ヒュドラを首魁とする一派と覇を競っておりました。ですが、こちらでも内乱が勃発し……中原における領土争いに見切りをつけた次第です」


「左様か。中原の者どもは、相変わらずのようであるな」


「はい。遅まきながら、私も玉座をお捨てになられた竜王殿のお気持ちが理解できたように思います」


 しみじみと語りながら、ルウは焼きイブの最後のひと切れを口に運んだ。

 それを見つめるドラゴンの瞳は、これまで以上に優しげである。


(なんか、ドラゴンくんもケルベロスくんと仲良くなれそうだな)


 そんな思いを抱きつつ、咲弥は「さてさて」と声をあげた。


「いい具合に時間も経ったから、こっちも準備を進めよっかな。アトルくんは、そのままバーベキューをお願いねぇ」


「はいっ! りょーかいなのです!」


 頼もしいアトルにケルベロスの面倒を任せて、咲弥はチコとともに調理を開始した。

 白米を使用する料理は、炊き込みご飯である。具材は、小さく切り分けたデザートリザードの肉と、持参したブナシメジとニンジン、そして現地調達の巨大キノコおよび『黄昏の花弁』であった。


「いきなり人数が増えたから、巨大キノコは助かるなぁ。こいつだったら、いっそう料理を上等に仕上げてくれると思うよぉ」


 咲弥がそのように告げると、チコは嬉しそうに「はいっ!」と口もとをほころばせた。


 兵式飯盒には三・五合、二組のメスティンには一・五合ずつの米を収めている。少しゆとりをもたせているのは、具材を追加するためだ。

 まずは醤油、酒、みりん、砂糖、かつおだしを水の中に投じ、軽く攪拌したのちに具材を沈めていく。あとは、三台のバーナーで火にかけるのみである。


「よーし。こっからが、また長いからねぇ。今度は、何を作ろっかなぁ」


 炊飯の時間は十分から十五分ていど、さらに蒸らしに二十分ほどを要するので、時間はまだまだ残されている。その間、満腹にならないていどに簡単な料理をふるまう心づもりであった。


「そういえば、この子が手つかずだったっけ。いっちょ、炒め物に使ってみようかな」


 カボチャに似た食感で、トマトとトウガラシの味わいをあわせもつ『ジャック・オーの憤激』である。

 それをデザートリザードの肉とともに炒めて、半分は塩とブラックペッパー、もう半分は『ほりこし』で仕上げてみた。前者はいささか味が足りず、『ほりこし』の圧勝である。

 それに、『ジャック・オーの憤激』は焼くと食感がぼそぼそになってしまうため、スープやソースなどに活用するほうが望ましいように思われた。


 お次は白菜に似た『黄昏の花弁』とデザートリザードの肉を軽く茹であげて、水気を切ったのちにポン酢でいただいてみる。

 咲弥はいくぶん肉の固さが気になったが、他の面々はご満悦の様子であった。


「いずれの料理も、素晴らしい出来栄えであるな。サクヤの手腕は、見事である」


「いやいや。どんな料理でも、素材が命だからねぇ。もちろん、『ほりこし』やポン酢も偉大だけどさぁ」


「うむ。であればこれは、おたがいの世界の素晴らしい材料があわさった結果でもあるわけであるな」


 そうして咲弥とドラゴンが温かな視線を見交わしていると、ルウが背筋をのばしつつ発言した。


「失礼ながら、ご質問です。竜王殿は、何故に二つの世界を融合させたのでしょうか? 異界におもむくことが目的であられたのなら、門を閉めても支障はありませんでしょう?」


「それは……」と、ドラゴンは珍しく言いよどんだ。


「……それはやはり、異界に移り住むのは困難であると判じたためであるな。サクヤの暮らす世界は魔法の文明が発展しておらず、魔族も亜人族も存在しないのだ。そのような地で生きるのは面倒が多いので、我は移住を取りやめた。しかし、サクヤの祖父たるトシゾウと友誼を結ぶことがかなったため、門を開いたままこの山で暮らすことに決めたのだ」


「へーえ! それで二つの世界の山を融合させちまうなんて、やり口が無茶苦茶だな! せっかくの玉座を捨ててまで、何をやってるんだか!」


 ケイはそのようにがなりたてたが、食事でずいぶん心が満たされたためか、これまでよりも陽気な雰囲気だ。

 ドラゴンもまた、「左様であるな」と穏やかに目を細めた。


「しかし我は、同胞とともに過ごしていた百年前よりも安らかな心地を得ている。よって、この地を終の住処にしようという所存である」


「こんな辺境の地が、かつての王の死に場所かよ! ……本当に、もう玉座に未練はねーのか?」


 ケイがいくぶん神妙な調子で問いかけると、ドラゴンは「ない」と即答した。


「我が王として百年を過ごしても、この世から戦乱が絶えることはなかった。であれば、我が玉座に座る意味はない」


 ケイは「そっか」と溜息をつき、ルウとベエは無言のままドラゴンを見つめている。

 しかし、ドラゴン自身はとても穏やかな眼差しのままであったので、咲弥も安らかな心地で見守ることができた。


「さて。ぼちぼち日も暮れてきたし、明かりを追加しよっかぁ」


 咲弥の言葉に「はいっ!」と応じて、アトルはLEDランタンを、チコは『サラマンダーの寓居』をオンにする。そして咲弥は、コンテナから祖父のランタンを取り上げた。

 これもかなり年季の入った、レトロなデザインのオイルランタンである。

 真鍮の笠と台座は鈍く照り輝き、『サラマンダーの寓居』にも負けない風格だ。

 オイルはすでに注入しておいたので、あとは点火するばかりであった。


 まずはガラスのホヤを持ち上げて、調整レバーでバーナーの芯をのばす。

 そこにターボライターで火を灯し、ホヤをかぶせると、優しいオレンジ色の輝きが広がった。

 他にも二台の光源があるので、こちらは控えめの光量で十分だろう。

 芯とオイルを節約するためにも、咲弥は調整レバーで限界まで芯を引っ込めた。


「……そちらの器具を目にするのも、実にひさかたぶりのことだ」


 ドラゴンが咲弥のほうに首を寄せて、一緒にランタンの光を覗き込んだ。

 真紅の鱗に覆われたドラゴンの顔も、オレンジ色に照らし出されている。


「それにやっぱり炎というのは、器具によってずいぶん趣が異なるように感じられる。これは我の思い込みやもしれないが……我はこちらの炎をもっとも美しいと感じるぞ」


「うん。あたしのLEDランタンなんて、電気の光だしねぇ。あとはホヤの具合なんかで、趣が違ってくるんじゃないかなぁ」


 祖父のランタンで、ドラゴンと同じ光を浴びていると、咲弥の心に得も言われぬ安らぎがあふれかえった。


「LEDなら燃料を補給する必要もないし、ドラゴンくんが貸してくれたお宝なら充電の必要すらないけど……キャンプって、不便を楽しむのが醍醐味みたいな面もあると思うんだよねぇ。一番手間のかかるこのオイルランタンが、あたしも一番好きかなぁ」


「うむ。便利はすなわち無粋ということであろうかな」


「あはは。お水が使い放題のお宝アイテムなんかは、ありがたい限りだよぉ。でも、それを無粋だって感じる人もいるかもしれないし……けっきょくは、個人の好みなんだろうねぇ」


「うむ。だからこそ、好みの一致する相手とはいっそうの喜びを分かち合えるのやもしれんな」


「そうだねぇ」と、咲弥は意味もなくドラゴンの首に頬ずりをした。

 すぐ目の前では、アトルとチコとケルベロスたちがバーベキューを巡って大騒ぎをしていたが――ほんの束の間、咲弥とドラゴンは静かな喜びを分かち合うことになったのだった。

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