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幸せのdisaster   作者: げん
5/5

収容所IV

知らないよこんなところ、

誰でもいいから助けて...


辺りは瓦礫が山積みになっておりさっきまで前に立っていた兵士たちが下敷きになっているがまだ息はありそうだ


...助けて..くれ..


!?.....

は、はい、

...でもその変わりに僕の質問に答えてくれませんか

恐ろしい力のこともここにいる理由も全て


分かった、だから仲間もみんな助けてくれ!


分かりました


、、、瓦礫から救い出した


おい待て隊長はどこだ


し、知りません


くそ、だが約束は守ろうお前は他のやつみたいにただ暴走して衝動に駆られるだけの変異体とはだいぶ違うみたいだしな


おい、いいのか


あぁ、こいつは命乞いをしたら素直に助けてくれた


だからって


ブォーーン!!!


なんだ!?


この時プロペラが風邪を斬る大きな音の後に凄まじい弾丸の雨が無差別に降り掛かってきた


ドサッ

(痛い...よ、なん、で

こんなことする...の)


目標撃破、直ちに本部へ帰還する、


僕は、


、!


んで殺されるんだよっ!

なんでいじめるんだよー!!!


次は何も残らなかった

瓦礫のひとつも


子どもは意識も朦朧としたまま歩き始めた何処かをめざし、それが生きたいという本能なのかはたまた明確な理由を持った行動なのかは本人にすら分からない、状態も限界で身体がちぎれそうなほど痛く等々歩き始めて程なくして着いた干上がった土地で息途絶えてしまった


ガサガサ、ガッサ、ガサ...





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