収容所III
○▼◆・▲●◇▽.
..んき....うひな..ん....せい
緊急..ひな...ん要請
緊急避難要請ー
全員収容所から避難してくださいa1号室でズズー
DHNO.01が暴走しま、、、、
、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
.......メラメラ
なぜ、僕はここに居る、
なぜ思い出せない
僕はまだ小さい子供じゃないの?
(割れたガラスの破片で自分の容姿を確認)
...これは、全部僕が?
一体何者なんだ
バクバクバクバク
怖いっ
なんで僕はこんなとこに居るここはどこなの、
分からない
バクバクバクバクバクバクバクバク
人間じゃ....ないの?
そんなわけ
ドドドドドド
全員戦闘用意ー!
!!
突撃!
な、何!?
ドサドサドサドサ(包囲)
構え!
え、何が起こってるの
待って待ってよ!!
あの話聞いて!
僕はまだ小さい子供のはずで、
ここにいる理由も分からないし!
こんな力も、
話す必要は無い!
!?
お前が知る必要は無い
お前は人類の脅威だ、この有様がその証拠だ
生かしておくことなんて出来ない
なぜ?僕は人間だ
違うお前は厄災だ
人類初の異端児として生まれた災いの子
人ならざる力を持っていずれ人間では太刀打ちできない領域にまで届くことも大いに有り得る、
暴走体も沢山居る中お前のような不安定な生体を持つ個体を見逃すことは出来ない、話は終わりだ
.......でも
撃て!
ーーーーーー
ぐはっ
(鳴り止まない発砲音)
バタ
まさかこうも簡単に捉えられるとはな
撤退!
(あぁ、死ぬってこんな簡単なものなのか、存在意義も分からないまま自分が誰だかもわからず、ズタボロなのにまだ意識がある)
どういうことだ?
なに!?
これが死ぬってこと?
身体が痛いそれだけ?
(一般兵)
な、あれだけの攻撃を受けてたっているだと
意味がわからない、お前は本当にどういう個体なんだ!
全員戦闘配備構えて撃て!
(発砲音)
俺は上部に連絡を取る!手を緩めるな!
僕には力がある、使うことが出来るかは知らないが
とにかくこの耳障りな音を出す
あいつらを...
黙らせたい
そしてゆっくり振りかざした赤く染った左腕に恐ろしい何かを感じた