表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
MASK OF HEART   作者: 天川 榎
第六節 真実
41/45

第四十一章 奇遇



ヨウは、悩んだ末に、決断した。

「行くよ。」


彼らは、ペザから、手がかりを貰った。

西に行くと、小さな町「ゼロ」があるという。

そこに、何かあるはずだ。と、言われた。


早速、4人は、ペザの元を離れ、西に向かった。

「ウィータ」から「ゼロ」までの道のりは、田舎にあるような、土がむき出しの道だった。

空は、暗く、どんよりしていて、シトシト雨が降っていた。


「ゼロ」に着くと、見る目を疑った。

そこには、「0」の形をした湖が、目の前に広がっていたのである。

そして、その湖畔に、ただ一つ、家らしき物があった。

木造だ。

そこに、ヨウ達は、向かった。

コン、コン。と、ノックした。

「すいません。お伺いしたいことがあるんです!」

すると、住人は、

「また「ムダン」か!帰ってくれ!ココの住人を連れ去って何になる?」

「いや、この、湖について・・・。」

「帰ってくれ!」

「湖について、教えて下さい。」

「この家に入らないと約束するなら、教えてやる。」

「入りませんから!」

「・・・、分かった。そこの湖の底は、「ドラクレア大陸」の「サマーリニ洞窟に繋がっている。底には、直ぐに着く。その湖の見た目に騙されるな。人は「こころ」で見分けるようにな。」


ヨウの足は、竦んでいた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ