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MASK OF HEART   作者: 天川 榎
第五節 天に浮かぶ地
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第三十八章 決別



気がつくと、ペザの家だった。

「・・・、ココは・・・、ラルースは、どうなったんだ・・・。」

ヨウは、混濁する意識の中、ペザに問いかけた。

「ああ。ラルースか・・・、死んだよ。「こころ」が崩壊してしまって、・・・・・」

ペザは、泣きじゃくっていた。

「そんな・・・、なんでだよ・・・、そんなはず無い!!」

ヨウは、大声をあげながら、ひたすら大泣きした。


その声に気づいたのか、他の仲間も、目を覚ました。

「何が、あったんだ?」

マタムネは、怒鳴りあげて、問いかけた。

「・・・、ラルースが・・・・・、死んだ。」

ヨウは、一層、大泣きし始めた。

「そ・・・、そんな、「こころ」は、崩壊するほどの侵食では、無かったんじゃないのか?なのに、何故・・・。」

マタムネは、顔を手で覆い、泣いた。

「み・・・、みんな、落ち着こうよ・・・。」

デナは、泣きじゃくりながら、必死で、皆を励ました。

「その前に、ラルースは、何処だ?」

ヨウは、辺りを見回したが、ラルースは、無かった。

「・・・、「こころ」が崩壊し、死んだ者の体は、消えてしまうのだよ。」

ペザは、落ち着いたのか、泣きじゃくるのを止めて、答えた。

「・・・、ココで泣きじゃくっても仕方ない。前に進もう。」

ヨウは、皆を勇気づけた。

「それもそうだね。」

デナは、うなずいた。

「仲間の死を受け入れるのも確かだが、ここで、立ち止まっていては、何も変わらないからな。ラルースのためにも、あいつの仇を討ってやる!」

マタムネは、決意を固めた。

「サア、マエヘ!」

マサヨシは、笑顔で、応えた。


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