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MASK OF HEART   作者: 天川 榎
第五節 天に浮かぶ地
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第二十六章  闇の足音



ラルースが目覚めたのは、鉄格子で囲まれた牢屋の中だった。

「・・・あれ?ここは?何これ!牢屋じゃない!ちょっと!ココから出してよ!!」

ラルースは、ハッとした。

「あぁ?お前は、捕まったんだよ!大人しくしてろ!」

牢屋の番人が、ラルースの方をジロリと見つめながら、言った。

「・・・、ふふふ!こんなことと思って、鍵開けのマドウを知っているのよ!だけど、その前に・・・、サドリア!」

牢屋の番人の頭上に、雷が炸裂した。

「うわあああああああ!!!」

悪魔「アド」と同じような、叫び声をあげて、倒れた。

「やったあ〜!!じゃあ、早速使ってみますか!「オプリア!」」

ラルースは、「鍵開けのマドウ」を使った。

すると、あっさり、鍵が開いてしまった。

「ふふふ・・・、私って最強?」

ラルースは、自意識過剰になっていた。

「まあ、とにかく、この施設のボスに事情を説明してもらうしか、ないか!」

ラルースは、牢屋を出て、右の方にあった階段を昇った。

              *

階段を昇ると、そこは、殺風景な場所が、延々と続いていた。

「何ココ?発電所?」

「ビリビリ」と音がするので、おそらく、発電所だと思ったようだ。

すると、

ギイイイイ・・・ギイイイイ・・・

何かの機械音がする。

「何?何なの?」

すると、いきなり、上から、

ドオオオオオオオオン!!!

と、物凄い物音を立てて、巨大ロボットが、落ちてきた。

「うわあああああ!!助けてええええ!!ヨウ!マタムネ!誰でも良いから!助けて!!!」


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