第二十六章 闇の足音
ラルースが目覚めたのは、鉄格子で囲まれた牢屋の中だった。
「・・・あれ?ここは?何これ!牢屋じゃない!ちょっと!ココから出してよ!!」
ラルースは、ハッとした。
「あぁ?お前は、捕まったんだよ!大人しくしてろ!」
牢屋の番人が、ラルースの方をジロリと見つめながら、言った。
「・・・、ふふふ!こんなことと思って、鍵開けのマドウを知っているのよ!だけど、その前に・・・、サドリア!」
牢屋の番人の頭上に、雷が炸裂した。
「うわあああああああ!!!」
悪魔「アド」と同じような、叫び声をあげて、倒れた。
「やったあ〜!!じゃあ、早速使ってみますか!「オプリア!」」
ラルースは、「鍵開けのマドウ」を使った。
すると、あっさり、鍵が開いてしまった。
「ふふふ・・・、私って最強?」
ラルースは、自意識過剰になっていた。
「まあ、とにかく、この施設のボスに事情を説明してもらうしか、ないか!」
ラルースは、牢屋を出て、右の方にあった階段を昇った。
*
階段を昇ると、そこは、殺風景な場所が、延々と続いていた。
「何ココ?発電所?」
「ビリビリ」と音がするので、おそらく、発電所だと思ったようだ。
すると、
ギイイイイ・・・ギイイイイ・・・
何かの機械音がする。
「何?何なの?」
すると、いきなり、上から、
ドオオオオオオオオン!!!
と、物凄い物音を立てて、巨大ロボットが、落ちてきた。
「うわあああああ!!助けてええええ!!ヨウ!マタムネ!誰でも良いから!助けて!!!」




