私と貴方
ねぇもう疲れたよ
貴方になることに
私はいつまで私を隠さなきゃいけないの
いつまで貴方でいなきゃいけないの
答えなんてもうわかっている
だってもう貴方はいないんだもの
もうやすみたいよ
貴方であり続けることがつらいよ
友達、楽しいこと、悲しいこと、笑ったり、苦しいこと
全部貴方のだった
貴方の代わりをがんばって続けていたよ
でももう限界
みんなが必要としているのは貴方
私じゃない
みんなみんな貴方のこと
ねぇ私は誰なの
私は私なの
私は貴方なの
それともだれれも無いの
私にはわからない
ただわかるのは
私は誰にも必要とされないこと
必要なのは私じゃなくて私が演じる貴方
なら貴方がいれば私は休んでいいの
でもそれはありえないこと
だって貴方はもういないのだから
私は休めない
貴方という私が演じる貴方の生が終わるまで
私は休めない