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午後のまどろみは君の隣で

 窓の外で、蝉が鳴いていた。


 じりじりと照りつける陽射しが、白く乾いたアスファルトを焼きつけている。風はぬるくて、湿気を含んでいて、ちっとも心地よくない。でも、この部屋の中だけは違う。


 カーテンの隙間から洩れる日差しが、床に細長い光の帯を落としている。その光の中で、茶トラの猫が丸くなっていた。名前はミケ。女の子のような名前だけど、れっきとしたオス猫だ。


 私はミケの隣に横になって、柔らかい腹毛にそっと頬を寄せた。ミケはぐるりと喉を鳴らして、しっぽを一度だけぱたんと動かした。


 「……ミケ、いつもそばにいてくれて、ありがとう。」


 返事の代わりに、ゴロゴロという振動が伝わってくる。あたたかくて、やさしくて、まるで心の深いところをほぐされているようだった。


 息を吸って、吐いて、もう一度吸って——。


 蝉の声が遠のいていく。


 このまま、どこか静かな世界に行けたらいいのにな。


 そんなことを、ぼんやりと思いながら、私は目を閉じた。


ーーーーーーー

草の匂いがした。


 地面に背中を預けている。ざらりとした感触と、土と草が混じった香り。目を開けると、見上げた空は信じられないほど高く、青く、まるで水面を逆さにしたようだった。


 「……え?」


 私は半身を起こして、周囲を見渡した。


 ここは……どこ?


 草原のような場所だった。柔らかな緑の丘が続き、遠くには森の輪郭が見える。風が吹き抜けるたびに草が波打ち、その合間を蝉の声が縫うように響いていた。


 でも、ここは私の知っているどこでもない。


 頭がぼんやりしていて、夢を見ているようだった。


 「ご主人、起きましたか?」


 声に振り返ると、そこには見知らぬ青年が座っていた。


 肩まで届く白金の髪。柔らかな表情と、少し猫のようなつり上がった目。淡いグリーンの服を着ていて、その瞳はどこか懐かしさを帯びている。


 私は言葉を失った。


 「だ、誰……?」


 青年は微笑んだ。まるで、ずっと昔から知っていたかのように。


 「ミケ、です。ほら、いつもご主人の隣で寝てたでしょう?」


 ——ミケ?


 私の、猫の……?


 「え、えっ、ちょっと待って。夢? 私、まだ寝てるの?」


 パニックになりかけた私を、青年はそっと指先で制した。


 「大丈夫です。ここは、少しだけ特別な場所なんです。ご主人の心が、休むために来た場所」


 その声は、どこかで何度も聞いたことがあるような、優しい声だった。


 「ほら、立てますか? 地面、ちょっと冷たいので」


 ミケ——いや、“ミケだった人”が、手を差し出してくる。私はその手を見つめた。人の手だけど、どこか動物的なぬくもりがある。指先は細くて、でもしっかりとあたたかかった。


 「……ありがとう」


 立ち上がると、風が私の髪を揺らした。ほんのり甘い花の香りが混じっている。胸の奥がふわっと緩むような香りだった。


 「この先に、村があります。リュエルという名前です。とても静かで、優しい場所ですよ」


 ミケの言葉に導かれるように、私は歩き出した。草を踏む音も、蝉の声も、どこか現実味がない。でも、ひとつだけ確かに感じていた。——ミケの手のあたたかさ。




 リュエル村は、絵本の中に出てきそうな場所だった。


 小さな石畳の道に、木造の家がぽつぽつと並んでいる。庭には色とりどりの花が咲き、鳥の声が聞こえる。子どもたちが元気に駆けていく後ろ姿。誰もが笑っていて、誰もが穏やかだった。


 「ミケさん、おかえりなさい! 今日はお連れさまが?」


 花屋の青年が、にこにこと声をかけてくる。ミケは軽く頭を下げて答えた。


 「はい、ご主人がこちらに来られたんです」


 「ご主人……? ああ、なるほど。そういうことですね」


 なんとなく意味深な笑みを返されて、私は首を傾げた。でも嫌な感じはしない。ただ、少し恥ずかしいだけ。


 ミケは村の一角、小さなカフェのような家に私を案内してくれた。外にはブランコと木陰のテーブル。テーブルには、すでに二人分のハーブティーが用意されていた。


 「ここで、少し休んでいきましょう。ご主人、今はまだ、心も体も、ちゃんと目覚めていない」


 私は椅子に腰を下ろし、目を閉じた。風が頬を撫でる。ミケがとなりに座る気配。——ああ、これが幸せってことなのかな。


 けれど——。


 ふと、耳の奥で、母の声がよみがえった。


 「そんなところでのんびりして、あんた、何様のつもり?」


 私はびくりと肩を震わせた。

喉が急に詰まったようで、言葉が出なかった。

 母の声は幻なのに、今でも私の中では本物みたいに響く。私の存在を否定する、あの声。何をしても怒られた。何をしても足りなかった。


 ここは夢の中かもしれないのに——なのに、逃げきれない。


 「……ご主人」


 ミケの声がした。優しくて、落ち着いていて、でもどこか切なげな声音だった。


 私は顔を伏せたまま、何も言わなかった。泣くのも、怒るのも、もう疲れていた。


 椅子が軋む音がして、となりにいたミケが、私の肩にそっと手を置いた。


 「……今、思い出したんですね。辛い言葉を」


 私は、かすかにうなずいた。


 「ご主人。ここに来る人は、皆そうなんです。傷ついて、眠れなくて、それでもなんとか今日を過ごしてきた人ばかりです」


 彼の声は、風に混じって耳に溶けていった。


 「無理に笑わなくていい。無理に忘れなくてもいい。ここでは、ただ、座っていてくれるだけでいいんです」


 そう言って、ミケは私の手に自分の手を重ねた。あたたかかった。体温がじんわりと伝わってくる。


 「……ねえ、ミケ」


 「はい」


 「私、誰かに『そのままでいい』って言われたの、初めてかもしれない」


 ミケは少しだけ驚いた顔をして、それから静かに微笑んだ。


 「なら、これからは毎日言います。ご主人、そのままでいいです。今日も、がんばりました」


 ぽつりと、涙が落ちた。


 止めようと思っても止まらなかった。でも、不思議と悲しくはなかった。

 泣いてもいい場所がある。それだけで、こんなに心が軽くなるなんて。


 私は小さく笑った。


 「……ありがとう、ミケ」



ーーー


 朝、目を覚ますとミケが窓辺に座っていた。朝陽を背に、耳をぴくぴく動かしながら外を見ている。


 「おはよう、ミケ……」


 声をかけると、ミケはこちらを振り返り、やわらかく微笑んだ。


 「おはようございます、ご主人。よく眠れましたか?」


 「うん……なんだか、久しぶりにちゃんと眠った気がする」


 私の答えに、ミケは満足そうに目を細めた。


 それからの毎日は、驚くほど静かで、穏やかだった。


 ミケと一緒に、村の畑を手伝ったり、森の中を散歩したり、花を摘んだり。

 昼下がりには村のカフェで甘いお菓子とハーブティー。夕方には風に吹かれながら縁側で猫のように並んで昼寝。


 誰にも怒られない。責められない。

 「迷惑」だなんて言う人もいない。


 最初は戸惑っていた私も、少しずつ心の緊張がほどけていくのが分かった。

 何でもない一日が、こんなに幸せだなんて、思ってもみなかった。


 そんなある日、ミケが言った。


 「ご主人、少し……お出かけしませんか?」


 「お出かけ?」


 「ええ。心を癒す力がある“場所”があるんです。ご主人の記憶や痛みに、そっと触れてくれる場所」


 私は一瞬、身を固くした。だけど、すぐにミケが手を差し伸べてくれた。


 「行くかどうかは、ご主人が決めていい。ただ……私は、どんなご主人も、全部好きだから」


 その言葉に、胸がじんと熱くなった。


 この人となら——いや、この猫となら。

 どこへでも行ける気がした。


ーーー


森の小道を歩いていると、鳥のさえずりと、木々を揺らす風の音が重なって、心が不思議と落ち着いてくる。


 道の両側には背の高い木が並び、木漏れ日がぽつぽつと地面に散っている。まるで誰かが、やさしく背中を撫でてくれているみたいだった。


 「……ねえ、ミケ」


 「はい、ご主人」


 「この世界って、やっぱり夢なんだよね?」


 私の問いに、ミケは少し考えるように歩を止めた。振り返ったその顔は、真剣で、でもとてもやさしかった。


 「夢かもしれません。でも、ご主人が『本物』だと思ってくれるなら、それは本物です」


 その言葉に、少し胸が痛くなった。夢ならいつか終わってしまう。目が覚めたら、またひとり。そんな気がして、足が止まりそうになる。


 けれど、ミケはその横顔に微笑みを浮かべて、こう言った。


 「この世界が気に入ってくれたなら、いつでもここに来れるということを、忘れないでください」


 「……え?」


 「蝉が鳴いている昼間に、僕と一緒に昼寝をするだけでいいんです。ご主人の心が『帰りたい』と思えば、僕はここにいます。いつだって」


 ミケの声は、風と一緒に、私の胸の奥に届いた。


 「僕は、ご主人の味方です。——それだけは、忘れないで」


 足元で、落ち葉がさわさわと揺れた。


 私はうなずくことしかできなかった。喉の奥が熱くなって、胸が詰まった。でも、そのぬくもりが、痛みを溶かしていくような気がした。


ーーー

丘を越え、森を抜けた先に、それはあった。


 石で組まれた古びたアーチがぽつんと立っている。その奥には、静寂に包まれた石の回廊。花も草も咲いていない。けれど、空気が澄んでいて、なぜか呼吸が深くなる場所だった。


 「ここが、癒しの遺跡……?」


 「はい。ここは、ご主人の心の“奥”に触れる場所です」


 ミケの声が、いつもより少しだけ真剣だった。


 私は一歩、回廊の中へ足を踏み入れた。


 その瞬間、景色が変わった。


 目の前には、見覚えのある部屋。カーテンの色も、壁の染みも、息苦しいほどにリアル。

 ——私の子ども時代の部屋だった。


 「……また、こんなことして。ほんと、使えない子ね!」


 幻の中で、母の怒鳴り声が響いた。食卓に叩きつけられる音、皿が割れる音。


 私は凍りついた。手が、震える。声が出ない。


 ——これが、私の記憶。私の傷。


 そのとき、背後から静かに、あの声がした。


 「大丈夫です、ご主人。これはただの“記憶”です」


 ミケがそっと私の手を握ってくれた。見えない恐怖に囚われていた私の指先を、やさしく包む。


 「あなたは、もうそこにはいません。ここにいるのは、僕と、ご主人です」


 幻の中の母の怒鳴り声は、次第に遠ざかっていった。壁も、床も、空気さえも、すこしずつ光に溶けていく。


 私は、深く息を吐いた。


 「……怖かった」


 「はい。でも、ちゃんと向き合いました。ご主人は、強いです」


 ミケの手のぬくもりは、まるで灯りのようだった。


ーーー


 遺跡をあとにした私たちは、村へは戻らず、そのまま旅を続けることにした。


 次に向かったのは、村から少し離れた場所にあるという、マングローブの林だった。


 舟着き場に並ぶ木の小舟。ミケが器用に櫂を握り、私を先に乗せてくれた。舟が水面をすべり出すと、川は静かに揺れ、頭上では木の葉が影を落とす。


 「すごい……」


 川の両側には根が張り出したマングローブが広がっていて、水の中に影が揺れている。葉の間を抜けてくる光が水面に踊って、不思議な静けさに包まれていた。


 「ここには、“今”しかない気がする……」


 「そうですね。ここは、過去も未来も少しだけ遠くなる場所です」


 ミケの言葉に、私は静かにうなずいた。


 舟がゆっくりと進んでいくと、川の中央にぽつんと浮かぶ小さな木の桟橋にたどり着いた。


 「ここで、お昼にしましょう」


 そう言って、ミケは用意していた釣り竿を手渡してくる。


 「え、ピラニアって、あのピラニア……? 食べられるの?」


 「炭火で焼けば、意外と美味しいんですよ。僕に任せてください」


 私は半信半疑で釣り糸を垂らし、ミケと並んで腰を下ろした。


 しばらくすると、勢いよく竿が引かれる。


 「っ、きた!」


 ミケが手際よく引き上げると、銀色にきらめくピラニアが跳ねた。私は思わず「すご……」と声を漏らしていた。




 その後、小さな石を積んで火を起こし、ミケが串に刺して焼いてくれたピラニアは、想像していたよりもずっと香ばしくて、ふんわりした白身がほろりと崩れた。


 「うん……おいしい」


 「よかった」


 ミケが嬉しそうに笑う。私は、思わず口元を緩めた。


 気づけば、ここに来てから、初めて「おいしい」と心から言えた気がした。


 誰に責められることもなく、黙って一緒に魚を焼いて、風に吹かれて、ただ食べる。

 それだけのことが、こんなにも幸せなんだと、今なら思える。


 ミケがそっと私に問う。


 「——この世界、少しは好きになってもらえましたか?」


 私は、焼けた魚をもう一口食べて、こくりとうなずいた。


 「うん。すごく。……なんか、帰りたくなくなっちゃうな」


ーーー

 夜になって、空は澄みきっていた。


 マングローブの川辺に小さな布を敷いて、私たちは並んで寝転んでいた。頭上には、手が届きそうなほどの星々がきらめいている。


 「……なんか、夢みたい」


 「夢ですよ、たぶん。でも、これはご主人のためだけにある空です」


 ミケの声は静かで、風に似ていた。


 しばらく沈黙が続いた。虫の声が、遠くから聴こえてくる。


 私はぽつりと、言った。


 「……ミケ、ちょっと恋愛相談、していい?」


 「はい。ご主人のことなら、何でも」


 「……会社の、同僚なんだけど。優しくて、気が合って、なんか……安心できる人で」


 ミケは、黙って聞いてくれている。


 「好きって、言ってくれた。……でも、私、自信なくて。こんな私が隣にいていいのかなって、考えちゃって。返事、できてない」


 小さな風が、草を揺らした。


 「でも、本当は、私も……その人のこと、好き。ずっと一緒にいられたらいいなって、思ってる」


 星を見ながら、そっと横を見ると、ミケはやさしく微笑んでいた。


 「——ご主人がその人と一緒にいることで、笑っていられるなら。僕は、うれしいです。」


 「……本当に?」


 「ええ。ご主人の幸せは、僕の幸せですから」


 言葉には、偽りがなかった。でも、どこか、胸がぎゅっとなった。


 「でも、ミケは……さみしくないの?」


 ミケは、少しだけ空を見つめ、それから静かに言った。


 「たとえ誰かと暮らすようになっても、僕はご主人のことが大好きです。」


 「——忘れないでください。僕は、あなたの味方です。それは、誰といても変わりません。恋人がいてもいなくても、僕はあなたのそばにいて、あなたを守ります。」


 私は、泣きそうになるのをこらえて、うん、と小さくうなずいた。

 いや、もう泣いていた。我慢なんてできなかった。

 ミケの胸の中でわんわん泣いた。


 子供の時から、泣く時はいつも静かに泣いていた。

 母親に殴られて泣く時に、声を出すとさらに殴られたから、静かに泣くことが癖になっていたのだ。


 大声で泣く私を、ミケは優しく抱きしめてくれた。

 

ーーー

 夜が明けはじめた。


 マングローブの林の向こうから、淡い光が射し込み、空は少しずつ朝の色に染まっていく。

 私は目を覚まし、隣に目をやった。ミケは舟の縁に座って、静かに空を見上げていた。


 「……おはよう、ミケ」


 「おはようございます、ご主人」


 その声が、少しだけ、遠くに感じられた。


 「もう、朝ですね。そろそろ……」


 「——うん。なんとなく、わかる。戻る時間だよね」


 ミケは黙ってうなずいた。


 私は言葉を探した。でも、上手く見つからなかった。ただ胸がいっぱいで、何から言えばいいのか分からなくて。


 ミケは、やさしい微笑みを浮かべて言った。


 「ご主人、あなたは、もう前を向いて歩いていけます。だから……この世界は、少しお休みです」


 「……さみしいよ」


 「ええ、僕もです。でも、これはお別れではありません」


 ミケは私の頬にそっと手を伸ばしてくれた。その手は、あたたかくて、やさしくて、懐かしくて、また泣いてしまいそうだった。


 「覚えていてください。あなたが、誰かを好きになって、前を向いて、幸せになっても——

 それでも、僕は、あなたの味方です」


 「蝉の声が聞こえる昼間に、少しだけ眠れば、きっとまた会えます」


 「そのときは、また一緒に昼寝をしましょう。何も言わなくていい。そばにいるだけでいいんです」


 私は涙をこらえきれずに、ミケに飛びついた。


 「ありがとう、ミケ……ほんとうに、ありがとう」


 ミケの腕がそっと、私の背中を抱きしめてくれた。


ーーー

蝉の声が、近くで鳴いていた。


 まぶたの裏に、木漏れ日のような光が差し込んでいる。頬に触れるのは、やわらかな毛並みと、かすかにあたたかいぬくもり。


 私は、ゆっくりと目を開けた。


 そこは——いつもの部屋だった。


 窓から陽射しが差し込み、床には細長い光の帯が伸びている。エアコンの音が静かに響く中、カーテンがわずかに揺れていた。


 隣には、ミケがいた。


 丸くなって、私の肩にちょこんと頭を乗せて、すやすやと眠っている。私はそっと身を起こし、ミケの頭に頬を寄せた。


 ふわふわの毛がくすぐったい。だけど、あのときと同じ匂いがした。


 「……ミケ」


 小さくつぶやくと、ミケが一度だけ「にゃ」と鳴いて、またすうっと眠りの中に戻っていく。


 私は頬をすり寄せたまま、目を閉じた。


 ——幸せな夢だったな。


 でも、あれはただの夢なんかじゃなかった。

 私の心を、ちゃんと救ってくれた、大切な場所だった。


 胸の奥があたたかくなって、私はもう一度、ミケの体温に包まれながら、目を閉じた。


 蝉の声が、遠くで揺れていた。

 やさしい夏の午後。

 もう少しだけ、夢を見てもいいだろう。



 完

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