第十八章32 【アンサー・クリエイト/新現】26/【芳一】以外の席次10番目の覇王候補8強7
【第10覇王/テンス・オーバーロード】候補のダークホースとされている3名の内、ラストとなる3名目は、【真強者の娘子パズル・クイズ】である。
彼女は2名目のダークホースである【ドクター・クレイジー】によって、自分の【最強の分身体】として作り出された存在である。
【ドクター・クレイジー】が【科学】と【秘学】を用いて、まだ何者にもなっていない【不知】と言う状態から出て来たばかりの複数の【真の強者】・・・主に、【超越】や【謎】、【超謎】や【出鱈目】あたりになるとは思うが、それらを組み合わせて【人工生命体】を作り出す実験をしたのだ。
多くの失敗を繰り返したがその失敗作を全て吸収して、とある【一個体】になるはずのものだったものだけが成功?した。
それが【パズル・クイズ】である。
名前は、問題を解くものとして娯楽にもなっている【パズル】と【クイズ】から取って名づけている。
ただし、【ドクター・クレイジー】にとってはそれは成功例とは言えなかった。
なぜならば、【パズル】は、殻に閉じこもり、本来のポテンシャルの【1000京分の1】も出せて居なかったからである。
その後も実験を繰り返し、何度も彼女の覚醒を促したが、全て失敗に終わり、生命としては誕生させる事にだけは成功したが、それ以外は全て失敗。
【ドクター・クレイジー】としては失敗例の1つという事になった。
また、度重なる実験を繰り返した事により、すっかり心を閉ざしてしまっている。
それでも彼女の凄い所は力を極限まで封印している状態で、【第10覇王/テンス・オーバーロード】候補のダークホースの一角にまで数えられている所である。
もしも、彼女が本気になって実力を発揮したら、間違いなく、【第10覇王/テンス・オーバーロード】候補の大本命となるのは間違いない程のポテンシャルを持っていると推測されているが、残念ながら、それが今のところ、表に出る事が無く、影を潜めている状態である。
また、彼女は複数の【真の強者】となる存在?が交わった存在なので、【真の強者】のどんなカテゴリーになるのか不明である。
また、彼女の評価が【芳一】を除く、【第10覇王/テンス・オーバーロード】候補の末席に数えられているのは、他の候補者よりも色んなポイントでずっと強い数値を出したかと思ったら、極端に低い数値を出すこともあるため、実力が安定しない不安定な存在として、不当な扱いを受けていると言うのも事実である。
ポテンシャルだけで言えば間違いないく彼女が【第10覇王/テンス・オーバーロード】になってもおかしくないとされている。
前述しているが以上の理由で、【ドクター・クレイジー】からは特別視されている存在?でもある。
彼女は出来る事と出来ない事の落差が激しい事でも知られている。
あんな事も出来るんだ?と思ったらこんな事も出来ないんだ?と思えることもある存在?であり、第一印象はよくわからない子という事になるだろう。
以上が、【芳一】以外の席次10番目の覇王候補8強である。
個性豊かな面々であると言えるだろう。




