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第十八章22 【アンサー・クリエイト/新現】16/【弱強威(じゃくきょうい)】とは?2

 【真の強者】からしてみれば捕るに足らないどうでも良い存在である【弱強威】達。

 だが、それよりも【弱者】である【人間】達からすれば無視してもかまわないと言う訳にはいかない。

 【人間】にとっては理不尽な脅威であり、黙っていたら蹂躙、支配、滅ぼされる事だってあるのだ。

 だから、【人間】の視点としては、【弱強威】は対処の対象となっている。

 そのため、分類するなどして、【弱強威】をちゃんと脅威として認識している。

 そもそも、【弱強威】とは、【真の強者】達から見た視点であり、【人間】から見れば、それは【弱強威】と言う表現では言い表せない。

 【人間視点】からすれば、【弱強威】の【弱】は適当な文字ではないのだ。

 その代わりに表現されるのが、【弱強威】では無く、【厄脅威(やくきょうい)】と呼んでいた。

 元ネタは【弱強威】からだが、【(じゃく)】を【厄】と呼び、【強威】を【脅威】に変えて呼び変えている。

 つまり、【弱強威】とは【真の強者】達/上からは【弱強威】、【弱者】/下からは【厄脅威】または【大厄脅威(たいやくきょうい)】と呼ばれているのだった。

 そんな【弱強威/厄脅威/大厄脅威】は10のカテゴリーがあり、ランキングが第0位と第1位から第100位まであるとされている。

 これは、【真の強者】達の【ランキング】を真似て作ったとされている。

 【真の強者】達の様に、

 (01)/(01)/超えている事を意味する【超越】、

 (02)/(02)/解らない事を意味する【謎】、

 (03)/(03)/超えている事と謎めいている事を意味する【超謎】、

 (04)/(04)/滅茶苦茶で意味が無い事を意味する【出鱈目】、

 (05)/(05)/あり得ない事が反転して現実化する【嘘反転(うそはんてん)】、

 (06)/(06)/事象とは異なる位置にあるものを意味する【非事象(ひじしょう)】、

 (07)/(07)/現実とは別ものを意味する【別説現(べっせつげん)】、

 (08)/(08)/全て以外を意味する【全是他(ぜんぜた)】、

 (09)/(09)/条件が揃うと覚醒する【条件覚(じょうけんかく)】、

 (10)/(10)/表に出ない隠された秘密を意味する【裏面秘(りめんぴ)】、

 (11)/(11)/意味が通常と異なる事を意味している【意味違(いみい)】、

 (12)/(12~17の6種類に分裂?)/概念を超えるものを意味する【概念外(がいねんがい)】、

 (13)/(18~24の7種類に分裂?)/概念を超えるものであり言葉でも絵でも表現出来ないものを意味する【概念外(がいねんがい)表現不可(ひょうげんふか)】、

 と言った明確な違いがある様なかっこいい区分けではないが、大体の【属性】ごとにカテゴライズして、第0位に当たる存在達が、自分の配下として位置づける様に自分達に従う者を第1位から第100位として認定している。

 つまり、このカテゴライズのランキングはトップに君臨する【弱強威/厄脅威/大厄脅威】の団体の様なものである。

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