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向上への闘志

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

出来れば長編で書きたいネタです。

優秀な主人公は数多く出てきますが、だからこそ、サポートに回って欲しいと思います。

――うっ、羨ましい……!!

画面には、今どき流行りの虐げられて来た主人公が後に報われ、甘やかされるという現代系溺愛漫画を読みながら、彼女は内心そう呟く。

女の子だものね。皆が憧れるよね。そう思ったのもつかの間。がなりの効いたザラついた声音が心に響き渡る。

――仕事出来るとか羨ましい!! 私もこうなりたい。

え、そっち? と思ったのは、言うまでもない。


色んな職場を転々として来たけれど、どの職場にも神と思しき存在がいる。お若いのに仕事は完璧。周りの面倒をちゃんと見る。しかも教え方が予備校の教師ばりに分かりやすい。その為ハチャメチャに多忙の筈なのだが、嫌な顔一つせず、人と接する方々。

勿論、仕事が出来るという特性上、周りよりも多くの仕事を回している。下々の物に行き渡る仕事も、『ミスが少ないから』という理由一つで投げられられる事が多い。

そんな方々を見てきたからこそ思うのだ。私の存在価値はなんだろうと。

「仕事が出来るようになりたいのです。一人前にならないと」

「前も言っていたね」

ほんのりと憂いを帯びた顔でそうボヤく。誰にも言えない秘密を心の中で叫んでいた事を知っている。早く一人前になりたいと。私はその様を見て、ゆったりと微笑みかける。

神様という生き物は、向上心がある者を好む。現状に満足せず、努力を続けられる人間を。だからこそ、勿論私も君に興味がある。

「負担を……減らしたいのです。どんなに優秀な方でも、ミスは起こします。其れは抱えるものが多ければ多い程、顕著になるかと。だからこそ……私がちゃんとしなければ。

存在価値を証明しなくては……」

彼女の目に闘志が宿る。何度も見てきた、向上の目。だから勿論こう返事をする。

「君が君である限り、私は、私達は協力を惜しまないよ」


「因みに、前の先輩はこう仰ってました。『仕事増えるだけだと思いますよ』。なんか凄い真理でした」

ざまぁ系は苦手なので、ざまぁ系の主人公を脇役に添えようと思います。長編ならきっとこうなる。

誰も悪くない、ただ主人公が泥臭いだけの小説になると思います。


今まで出会ってきた先輩方、偉大な方々ばかりでした。

お忙しい筈なのに、何時も私の面倒も見て下さいました。

だから現代のざまぁ系の主人公を見ると、懐かしく思います。

『何か分からないことある?』

『悩んであげることは出来るから』

『欠点が分かってるなら、次に生かせると思うよ』

そんな言葉をいま思い返してます。


優秀だからこそ、人の二倍以上掛け持ちして、フルで働いている姿を見ます。

そんな方々の負担が少しでも軽減する様に、来週からも頑張ります。

何処でも神はいらっしゃる( 'ω')

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