その32
遅くなりました。27話辺りからまた編集入れていきますのであしからず
「いや大丈夫.....。ちょっと横になれば大丈夫だから.....。」
とは言うもののかなり酔っ払ってるのか視界はぐるぐる回って立ち上がれそうにない。そんなに酒抜いてた訳じゃないのになんでだ?何か入れられてるとしか思えないんだが。
「でも物凄く辛そうだよ?本当にベッドで寝たら?」
寝れるのなら寝たい!しかし安全性がない!朝起きたら昨日はすごかったねって言われてるのが予想できる!.....てか俺が言われてんのかよ、情けない。
「いやそんな女子の部屋に泊まるとかなんかデリカシー的な意味でダメじゃん?タクシー呼んでくれ。それ乗って帰るから.....。もちろん金は出してくれ.....」
別にヤりたくないわけではないがどうも怖くなってしまう。素人童貞の情けない所だ。兎にも角にもここは逃げるしかない。
なんとか立ち上がり玄関へと向かおうとすると耳元でそっと、
「そんな事言わないで泊まっていってよ。」
その声が聞こえるや否やあすなろ抱かれてからゆっくりとベッドに押し倒された。え?なんで?
柔らかいベッドに体が沈む。見た目よりも軽い小鳥遊が俺にのしかかる。それは今の俺を押さえつけるには充分すぎる重さだった。不味い、全然力入らんぞ。
「無理する事ないよ?ここで寝ても大 丈 夫だから、ね?」
そんな大丈夫を強調されても全く大丈夫と思えないのですが。
「いやいやいや!ほんとそんな冗談いいからさ?風邪かも知らんし俺!うん!伝染したら悪いし本と、ん。」
そっと人差し指で口を紡がれてジッと目を見られた。こいつ目ん玉トリップしてんだけど大丈夫か?
「恥ずかしがらなくていいよ?誰も止めないし誰も邪魔しないの。」
何が!何を!何のこと言ってるのこの子!いや分かるけど.....子供じゃないし.....。でもこんな目ラリってる状態の女としたくないよ!助けてママー!
「ちょ!まじ落ち着け!今じゃない!タイミングは今じゃないと思うの俺!ね?だから一旦落ち着こ?」
必死に抵抗するも小鳥遊のマウントを覆す事はできない。え?結構力強くないこの子?
「タイミングとかないの。ヤるか犯されるかだけだよ?もうそれしかないの。」
「何その二択!どっちにしろセックスしないとダメじゃん!はう!」
股間に手を置かれ撫でられる。こんなのでも感じてしまう程に今は極限状態だ。.....いえただ感じやすいだけですはい。
「大丈夫安心して?これは愛ゆえの行為なの。久我くんを幸せにするためにとびっきり私が愛してあげるから。」
ゆっくりとズボンのチャックを下ろす小鳥遊。顔はもうトリップしていて聞く耳は持たなそうだ。抱きつきすぎて胸もひしゃげとても艶かしい。吐息がかかるほど顔が近ずき唇が重なる寸前、
「愛?笑わせんな。」
小鳥遊の肩を持ち横に回り、そして思い切り腹を蹴飛ばした。
「はへ。」
と情けない声を出しながらベッドから落ちた小鳥遊を無視して気合で起き上がる。
「お前のそれを、俺は愛とは認めない。」
体調最悪だけど、ここからは俺のターン。




