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街カフェ バージニア  作者: 畑々 端子
22/25

それが終わり

 始まりがあれば終わりが必ずある。


 そんなことを考えなかった去年に想いを馳せたなら、そんな日々が永遠に続けばそれが幸せだったと思う。


 だが、やはり終わりはやってくる。


 ただ、選ぶことはできる。



 終わるのを待つのか。


 終わらせるのか。を。



 私は彼女にメールを送ることをやめて、バージニアに行くこともしなくなった。


 無事に卒業論文の提出を終えた午後。彼女が実家に帰っていることを人づてに聞いた。


 その瞬間、私の中の全てが冷めて色褪せていった。


 手前勝手な言い分なことはわかっていた。だが、どうしようもなくそれが許せなかった。愛おしいと思う気持ちが裏返ったことに気が付いた私は、これ以上は無理なのだと、終わったのだと確信をして、どうせなら、自分で終わらせようと決めた。


 だからと言って何をしたわけでもない。



 彼女に私と言う存在の居場所を求めなくなった。


 

 ただ、それだけ。


 


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