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氷姫  作者: 秋元愛羅
転校生とWデート
22/32


中に入ったのは良いけれど・・・


「もう、はたから見たらカップルですね。私、この数分間で見たことない先輩を見ました」


「俺も」


おいしそうに刹那君の買ったホットドッグを口に運んでいる。


これも半分にしたみたいだ。


正直いらいらしてる。


もし隣にピンクでなく家族とかだったら理由付けてその場から離れてる。


心が苦しい光景だ。



――――あのさ、思ったことがあるんだけど。あの二人がくっつく可能性ってあるの?


え?あ~なくはないですね。


一応恋愛結婚推奨ですし、本当に一昔ですけれど結婚したっていう例もあるみたいですから。―――――



あの二人、ほんとは付き合ってんのかな?


俺みたいな庶民には分からない世界を身近で感じてるのは刹那君が一番近いんだろう。


そうであるならば普通に・・・・・


「先輩、始まりますよ」


「あ、うん」


今は映画に集中しよう。




「あ~楽しかった」


「戦闘シーンすごかったですね」


「・・・」


「・・・」


えっと、気づけば4人(刹那君とピンクが主に)しゃべってる。


俺は、二人が気になって映画の中身が頭に入ってこなかった。


遥は・・・むすっとしてるから気に入らなかったみたいだ。


「早く帰りたい」


「この二人が盛り上がってるから無理かと・・・」


「どうして二度も見た映画を楽しそうに見なきゃいけないんだ」


「一回見たことあったの」


「見たいやつがあるからついてきてって言われて私だけ最新の映画を見ようと思ってたんだけど強制的に捕まった」


「本当・・・」


えっと・・・これは付き合っていないと判断していいのかな?伊織さん。


ひとつひとつ見ても俺にはよく分からない。


付き合ってるか付き合ってないかの境目が!!


「なぁ、ゲーセンに行かね?」


「ゲーセン・・・」


あの、何か刹那君、遥の地雷を踏んだみたいですよ。


物凄く不機嫌です。


「良いですね!!新しいゲームは入ってるといいな」


「よく来るの?」


「はい、家が一駅先のところにありますから」


「いいね」


気づけばまた二人で盛り上がって・・・結局行くことになりました。





がやがやと盛り上がっている二人についている俺たち。




「来たくなかったのに」


「ゲーム嫌い?」


「嫌いじゃなくてあいつとやるとつまらないの」


「強いの?」


「かなりね。こういうのに関するものは強いのよ。


それをほかのエネルギーに変えてくれたら嬉しいけど」


「でも、遥も強いよ。ゲーマーの海斗に勝ったんだから」


「あれは雑すぎるのよ。もうちょっと滑らかになったらもっと早いタイム出せるのに」



一度、一部の野球部の人間でゲーセンで遊んだことがある。


まぁ、目的は行ったことないであろう遥に連れ出してみようと新作が入ったと言う情報を聞きつけた海斗が騒ぎ出したからだけれど。


遥と海斗その他二人でカーゲームをしたとき初心者とは思えないほど滑らかにゴールしていた。


後日ゲーセンで遊んだことがあることを発覚したのだが。




久しぶりの更新でごめんなさい・・・


ようやく本命の大学入試が終わりました。

まだ終わってないので停滞しますがちょくちょく書いていこうと思います。

本格的復帰は3月ごろかと・・・(決まれば2月下旬ですが)

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