終わりのない地図
それは酷く胡散臭い一枚の宝の地図
生き倒れた旅の老人がある一人の少年に手渡したボロボロの地図
しかし誰一人として何処の場所を示した地図なのかわからず
誰もがデタラメの地図だと言って信じなかった
あの少年一人を除いては
誰もがその地図を見て笑った
宝なんてあるわけがない、お前は地図に騙されているんだよ
だが少年は聞く耳を持たなかった
これは絶対に本物の宝の地図なんだ
月日が経ち、少年は立派な青年へと成長していた
彼は遂に宝を確かめるための旅にでる
荷物は食料とコンパスとボロボロの宝の地図
船は風をうけてはち切れんばかりに帆をはった
堪え切れずに叫ぶ彼の声
青年は街に別れを告げ、海へ出た
旅は困難を極めた
時に風は帆を裂く刃と化した
時に波は彼の前に立ちふさがる巨人と化した
ひもじさのあまり靴を食べた時さえあった
旅で出会ったやさしい人々
同じ夢を持ってくれた新しい仲間たち
気付くと青年には家族ができ、親となっていた
彼は 船を 降りた
彼は港に近い村で愛する家族とともに平和に暮らしている
夢を追い世界へ飛び出した少年も、いつしか白髪の老人へと変わっていた
だがいつの日か、老人はまた旅に出ることになるのだろう
旅は続く
例え彼の命の灯が消えようと
旅は終わらない
また新たな少年が彼の意思を継ぐのだから
果てのない世界をめぐる物語
だがそこに宝は確かに存在する
終わりの無い長い長い物語
これは何というカテゴリーの文章になるのだろうか?
句読点がほとんどない。てか句点は全く無い。
なんとなくつけたくなかったんだ。つけたら負けだと思ったんだ。
反省している。
あとこれを読んでから私を訴えたくなった人。
本当にごめんなさい。
反省していますから許してください。