表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

誰がために鐘は鳴る

これも一つの自然の摂理なのかもしれない


人は悲しむからこそ人であり続けるのだ


人は喜ぶからこそ人であり続けるのだ


重要なのは忘れないことだ


色あせてしまわないことだ



過ぎた時間は元には戻らない


こぼした水は椀には戻らない



君は十分嘆き悲しんだのだ


もうこれ以上水を落とすのはやめにしよう



こぼした涙も目には帰ってこないのだから




ある人が言っていた


絶望の隣にはいつも


希望がちょこんと座っているものなのだと



希望は恥ずかしがり屋だから


いつも絶望の影に隠れている


だけど希望はいつもそこにいるのだ


いなくなることなど


決してないのだ



まだ先は見えないだろう


だけど希望はすでに君の手を握っている


君にはもうその温もりに気づいているのだろう?




前へ進むのだ


もうすぐ夜は明けるだろう


今はただ


前へと進み続けるのだ



「誰がために鐘は鳴る」



前を見ろ


後ろを決して忘れるな



鐘の音は君の上にも鳴り響いている


3,11の地震の後に書いた詩です。震度7はハンパじゃなかったです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ