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70代のひとり部活  作者: 種田
57/58

2025全日本マスターズ陸上選手権1日目 その2

10月4日


午前9時、円盤投げ競技開始。

1回目の試技では埼玉のKさんが32m71でトップ、続いて東京のMさんが31m67、私は31m20、Fさんが30m53と続く。

Fさんと

「やっぱり33mが優勝ラインだね」

と話す。

2回目の試技で私は31m53とわずかに距離を伸ばすが4位までの順位は変わらず。

3回目の試技で私は30m96とずっこけ、一方Fさんは32m49を投げて2位に順位を上げた。

残すはあと1回。

表彰台に上がれるのは3位までだし、過去2年連続取ってきた円盤投げのメダルも途切れる。


最後の4回目の試技。

Fさんが気合と共に33m51を投げてトップに立った。

Kさん、Mさんは記録を伸ばせず。

私の投げの特徴は下半身の遠心力で円盤を投げること。

(腰で投げるぞ)

それだけを考えてサークルに入った。

円盤が手から離れた瞬間はさほどの手ごたえがなかったが、それでも円盤は伸びていき、33mあたりに落ちた。

競技役員が

「33m30」

と告げるとFさんがニコニコしながら近づいて来て言った。

「21センチの差で勝たしてもらいました」


今回の試合、記録のレベルは満足できなかったが、競争という意味では久しぶりに面白い試合を堪能できた。


翌日の砲丸投げは午後3時40分の試合開始なので私はいったん広島に帰った。

午後1時過ぎの上りの新幹線は猛烈な雨の中、博多駅を出発した。

列車が小倉を過ぎた頃だったろうか。

「緊急停車いたします」

の車内放送が流れ、列車はトンネルの中で急停車した。

その頃、大会会場の博多の森陸上競技場は大雨と雷雨に襲われていた。

スタジアムのすぐそばに猛烈な落雷があったと翌日聞いた。

そのため午後1時以降の競技はすべて中止となった。

全国からこの日のためにやって来た選手たちには実に気の毒なことになった。




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― 新着の感想 ―
残念でしたね 次に繋げるプレーを心掛けましょう 私もマラソン他 積極的に参加したいと考えてます \(^o^)/
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