沈黙の春 2025年の4
5月29日(木)
曇り
5月17日(土)の岡山県マスターズは散々の出来だった。
その時の不調からは幾分立ち直っては来た。
ずっと5kの砲丸で投擲練習をしてきたが、実際に試合で投げる4kで練習することに切り替えた。
73歳の年齢に5kの砲丸は練習後のダメージが大きくなってきたからだ。
今日は11m15がベスト。
腰の遠心力がうまく使えた時は力を入れなくても11mは出る。
しかしこの腰が安定しないから困るのだ。
言うは易し、行うは難し。
再現力の低さが私の積年の課題。
円盤(1K)は34m50が今日のベスト。
こちらは35m前後で安定してきた。
この距離が投げられれば、10月の全日本マスターズの年齢別では優勝にからめる数字だ。
河川敷は雑草が繁茂し、場所によっては1mを越えて群生している。
そこに投げた砲丸がしばしば転げ込んでいくから探すのが厄介だ。
伸びた雑草を足でなぎ倒しながら探すのだが、場合によっては10分近くも見つからないことがある。
砲丸だって6000円するのだか、今まで川に転げ落ちたりして17年間で3個失っているから、人目をはばからず必死で探すのだ。
おかげで虫には刺されるわ、鋭い葉で指は切れるは。
昔はこの河川敷には蛇が結構生息し、紛れ込んだ砲丸を探すときにはおっかなびっくりでやったものだが、ここ数年、蛇はぴたりと姿を消した。
それは有難いことだが、この現象はどうしたことだろうか?
心なしかこの原っぱの蝶やとんぼの数も少なくなった気がする。
春になく虫のクビキリギスの音も今年は聞こえてこない。
レイチェル・カールソンの「沈黙の春」は私のホームグランドの河川敷にも忍び寄って来ているのか?