兵庫マスターズ陸上選手権
10月14日(日)、今シーズンの最終試合である兵庫マスターズ陸上選手権。
朝6時、広島始発の新幹線で3000m競歩に出場する妻と一緒に神戸に行ってきた。
二人とも神戸の地を踏むのは生まれて初めてだ。
新幹線の中でコンビニで購入したおにぎりとサンドイッチで腹ごしらえ。
試合の日はほとんどいつもこんな具合に新幹線の中での朝飯だ。
新幹線で東京方面に向かう時、私はいつもきまって進行方向に向かって左側に座るので、新神戸の駅は車窓から山側の景色しか見たことがなかった。
今回初めて右側の席に座ったおかげで、新神戸の駅から海が見えることを知った。
もんたよしのりの「KOBE」はこの神戸の海を歌ったのだと、好きな歌のことを思い浮かべる。
試合結果
・円盤投:31m96(M70部門1位)
・砲丸投:10m54(M70部門1位)
記録的には散々な結果で、特に砲丸投げでは春先の好調時から1m以上記録が低下してしまった。
9月の全日本マスターズ、今回の最終戦と全く同じミスを繰り返す。
分かっちゃいるが、体がそう動いてくれないというもどかしさ。
まるで植木等だ。
2023年度の全日本マスターズの後、練習ノートに書いた修正すべき課題と同じことを、一年後の今年も書くことになった。
一年かけて同じ場所から一歩も進歩しなかったということに他ならない。
後いつまで競技生活が続けられるか分からない年齢になっているのに、こんなことでは。
3000m競歩に出場した妻は彼女の持つ大会記録を更新すべくスタートから突っ込んだ。
その心意気は大いに良しだったが、最初の200m通貨時点での電光掲示の早すぎた通貨タイムを見てビビってしまい、ややペースダウンをしたのが響いて大会記録には3秒届かなかった。
シーズンベスト記録ではあったが、広島に帰る新幹線の中で3秒を悔しがること。
他県の競技仲間と「来年またお会いしましょう」と約してスタジアムを後にした。
神戸の町は美しかった。
今回のように新神戸駅と地下鉄と競技場だけの移動ではなく、試合抜きで一度ゆっくり訪れてみたいと妻と話す。