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70代のひとり部活  作者: 種田
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二人のマスターズ 2024年 その4

一気に春めいてきた。

窓から差し込む日差しは暖かいを通り越している。

我が家の近くの牛田小学校の裏手にある梅林は今まさに花の盛りで、近くを通るといい香りが漂ってくる。

「梅一輪一輪ほどの暖かさ」は暖冬の現代においてはもはや過去のものになったかの如して、一輪咲いたと思ったら、あっという間に満開になってしまった。


二月に入って妻の円盤投げは16m80にまで伸びてきた。

5か月前に11mから始めた円盤投げが、12,13,14,15,16mと壁を超えるたびに二人で喜んできたものだ。

しかし作家の開高健がいみじくも言ったように「知恵の悲しみ」というものがあって、ほんの2,3か月前にあれほどうれしかった14m、15mの投擲がもはや「失敗投擲」としか思えなくなっている。

マスターズといえども競技スポーツに挑む以上、こうでなくてはいけないのだが。


今日の陽ざしに誘われて妻は今日から本業の3000m競歩の練習も開始した。

裏山の山頂にある仏舎利塔までの上りのコースで練習。

3000m競歩の初戦は5月5日の福岡県マスターズ選手権。


私はまだ冬季練習中で、屋外で砲丸、円盤を投げ始めるのは例年通り3月中旬の予定。




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