第九話
ユウマが色々考えてから、悩んでいると女神フィーナより通話による念話で尋ねてきた。
《あのー、ユウマさん悩んでいるところ悪いのですが、すこしわたしのお願いと話を聞いてもらえないでしょうか？》
ユウマは、方向を確認する為、太陽を見てみたけど、はっ！としてから悩むのをやめて女神フィーナの話の続きを聞くために。
《すいません、話の続きをお願いします》
なぜ、悩むのをやめたかと言うと、アーストリアという星は、やはり地球と違う異世界であるとはっきり分かったのだ、なにせ太陽が二つあるうえ、遠くの方に大陸が空にいくつか浮いていたので、ユウマは深く考えても無駄だと思い、フィーナの話を聞いた方が良いと感じたからだ。
《はい！それでは、続きを話させていただきますね。まず、ユウマさんの悩んでいる原因を解決させて貰います》
おろ、早速街までの順路と生きていく糧の問題を解決してもらえるようだ。
《えーと！まず最初に街までの順路というか？方位でも？西の目印を説明・・？えーと、説明するのがややこしいので、地図検索スキルを、さずけますね》
なぜか、方位も西の方向も説明するのがややこしいようで、マップを見ることのできるスキルを新たにくれるらしい。
《それと、こちらで勝手にレベルを上げ、冒険者登録いたしますね。冒険者ランクも勝手ながら上げておきます。ここから街までだと色々な魔獣や、人を襲う獣など複数いますので》
冒険者登録とランク及びレベルを上げてくれることを説明してくれた。
『なるほど、この世界では、冒険者ランクとレベルがあるのか。また、物騒なこと言っていたようだが、あまり気にするまい。気にしていたらこの世界で生きていけないようなきがする』
などとユウマは考えてからふとある事に気が付き。
『そういえば、俺、何気にこの状況に馴染んでいる様な気がするが、何故だろう』と考えていると。
『【状況理解／対策】発動中、状況に応じて理解して、対策又は、判断を行う。発動停止操作、切替可能、停止しますか？・・Yes or No・・』
脳内でこの様な音声がなり聞いてきたのでとりあえず、Noと答え、発動状態にしたままにした。
なるほど、スキルが常に働いていたので、落ち着いて現状を理解できていたのか、スキルさまさまということか。
《ユウマさん、あとですね、身体能力も先ほどの召喚の部屋で与えた能力と他にサービスで向上していますので、後でステータスを確認してください。それからこれから向かう町まで魔獣と獣を討伐して行ってください。お願いします。あと、他に何か質問か、確認したいことがあれば伺いますのでおっしゃってください》
女神フィーナが、ユウマに能力を最初に会った時より、さらに能力を上げてくれたようだ、後で確認しする事にした。
《あっ！それならば冒険者ランクとレベルの事と、あと一緒にこっちに来た子達に俺は無事で、そのうちに会いに行くと伝えて貰えませんか》
《えっと！他の子たちの連絡は、こちらでやっておきますので気にしないで良いですよ。 あと冒険者の情報に関しては、解析を使えば詳細がわかると思います。・・・それでは、あまり長話するのもいけないので、これでいったん遠心通話を終わりますね。 また、何かあったら、わたしに遠心通話してください。そのため遠心通話スキルを進呈しますので困ったら使用してください。・・困ってなくても、あっ！いえ・・・・可能な限り・・私も、・・・お話したいですし》
あれ、最後らへんが、聞き取りにくかったけど、他の子達には、連絡して貰えるし便利なスキルももらえたし、まあ、いっかと、考えていたら。
《それでは、また》
女神フィーナより、遠心通話が切きれたのを確認してから。
さてと、これからどうしようかなと考えていると、あることに気がついた。
「そういえば、俺、武器とか防具とか何も持ってないよな？」
独り言を発してからどうしようと考えていたら。
「あっ、そういえばフィーナ様は、ステータスを確認するように言っていたっけか？一応確認しとこ」
第十話につづく
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ユウマは、腕のガントレットの水晶に触れて・・・？
