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第三十三話

 そして、ユウマはシルフィーと共に馬車の中に乗せられ、レーネとキュリカも同じ馬車の中に入ってきた、なお馭者台は体重の軽い女性陣が搭乗して、馬には男性騎士が全員騎乗してトライアの町へ向けて出発した。

◇◇◇◇◇


 白い空間にある神の間のとある場所より、1人の天使が女神フィーナ探し求め、いつもフィーナいる部屋に来て・・・。


「フィーナ様!フィーナ様、フィーイーナーさーまー、どこですかー」

 女神フィーナの従者の少女天使のミアが、見つからないフィーナを大声で呼び探し回っていると


「もー、もぐもぐ、ごむじだもよ(どうしたのよ)()()()》ミア?」

 別空間より物を食べながら、天使ミアの前に出て来たフィーナが、意味不明の暗号で答えた。


「いや、物食べながらしゃべらないでください。はしたない!あなた女神なんですよ」

 フィーナに、小言を言った天使ミアに対し、フィーナはうっさいなー的な顔をして。

「で!どうしたの?慌てて」


「あっ!そうなんですよ。すごいことが起こっちゃたんです。下界の未来が、アーストリアの未来が、予見の未来が、変わっちゃいましたよっ!」

 天使ミアが、予見の未来が変わったと、フィーナに迫って驚きの声を上げた。


『へっ、やばっ!さっき下界に下りて面白半分におやつ欲しさに教会で祝福しまくってきたから、町の未来変わっちゃたかな?取り合えず早めに謝っとこ』

「ごめん!ミア」

 フィーナは、考えてから早めに謝れば許して貰えると思い、突然天使ミアにごめんと頭を下げた。


「はあ、なに謝ってんですか?また何かやったですか?」

フィーナの謝罪に驚いて、この女神は、またなにかやらかしたなっと額に青筋をたて(怒りマークをつけ)て小言を言おうとしたが、それどころでは無いと本題に入った。


「そのことは後で詳しく聞くとして、すごいことが起こったんですよ。アーストリアで発生する近い未来が変わっちゃたんですよ。 予見が違う未来になったんですよ♪」

 天使ミアは、喜びながらフィーナにアーストリアの未来の予見が変わったと、喜びを身体で表しニコニコ報告してきた。


「えっ!どう言う事。なにが、どの予見が変わったの?」

 フィーナが、どの予見が変わったか、天使ミアに聞いてきた。


「えっとですね。シルフォード公国と、レオニール皇国の全面戦争が、無くなり同盟が結ばれる未来に変わっちゃいました。なお、その時死ぬはずだった重要人物の面々と、多くの犠牲者がゼロになりました♪」

 またも天使ミアが、喜びながら質問に答え、ニコニコしながら笑顔をフィーナに向けた。


「えっ!ホント、やったじゃない。でもどうして?」

「はい、此度(こたび)レオニール皇国との同盟の信書を、シルフォード公国のシルフィー・リュ・シルフォード姫が、直々に騎士団と共に受け渡し返事を持ち帰ってるときに、何者かに騎士団が襲われ全滅し、姫が信書共々さらわれ交渉が決裂。いろんな誤解で戦争に発展してしまうという未来でしたよねっ」

 天使ミアが、女神フィーナに以前の予見の未来を確認してから。


「ええ、確かにそうだったわね。それにどう介入しても変えられない未来だから、もうしょうが無いから起こった後に、被害にあった者達を救済しようと三神会議で決めたもの」

 女神フィーナが確かにそうであり、会議で起こってから下界の様子しだいで、助力をおこなうと決めたことを語った。


「でも、姫がさらわれずに騎士団も生存して、無事レオニール皇国と同盟が組まれた。 という未来になりました」

 天使ミアが女神フィーナと前に三神会議で見た予見の話しをしてから、天使ミアは今回変わった予見の未来の説明をした。


「でも、どうしてかしら? んっ!ちょっと待って、お姫様の名前ってシルフィーだったかしら?」

 女神フィーナが何かを思い出したように、天使ミアに聞いた。


「はいっ!シルフィー・リュ・シルフォードですけど?なにか!」

「襲撃のあった場所って?」

「えっ!確かシルフォード領域の外れ、深緑の森付近の街道広場ですけど?」

 女神フィーナの質問に天使ミアが答え、フィーナはある人物を思い出し声に出した。

第三十四話につづく

「もしかしたら!ユウマさんが助けた人物が・・・?」

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