月守とその一族
ぜひ期待せず読んでください
-----奴隷奪還部隊-----
ホムラ、ハギリ、ヒイラギが表を崩壊、殲滅したと報告があった
「ボリボリ....早いなぁ」
「ピエロ...ポテチを食いながらウォークマンを聞きつつPCで世界情勢を見て笑って言っても何の確信もないぞ」と苦笑いしながら言っていた
「でもぉ 俺らせっかくロサンゼルスに来たんだし?ちょっとぐらい遊んでもいいでしょ~?」
そんな時だった
「貴様らが『月守』の一族か」黒服の男が話しかけてきた
「あ?だれデスカ~?いきなり話しかけてきて何様デスカ~?」とリュージがふざけて言った
「お前キャラ崩壊しているぞ」ピエロが若干引き気味に言った
「まぁいい、ひとまず質問に答えろ貴様らは『月守』の一族か?」黒服の男が手を後ろに回し言い放った
「俺の親友に月守って奴がいるがそれがどうした?」同じく言い放ち手を後ろに回した
「え?え?何?俺だけか?現状つかめていないのって!」ピエロが困惑気味に言った
「「ふっ...ハハハハハ!!」」二人が同時に笑い出した
バーン!スパッ!
「貴様!やはり月守の関係者か!」
「お前は何もんだ?ハギリに何する気だ?場合によっちゃ殺すぞ!」
二人がにらみ合い一人は銃をまた一人は剣を持ち戦いが唐突に始まった
「ピエロ!先に行け!こいつは俺がぶっ殺す!」自信ありげにリュージは言った
「ほう...俺はそう簡単に倒せんぞ!」
それをスルーしつつリュージは言った「お前が一人いるだけで奴隷は奪還できる...お前なら一人でこの任務をクリアできるはずだ!他にも周りにこいつと同じような奴らが何十人もいる、今は任務が先決だ!」リュージは笑いそう告げた
ピエロは一言いい走り出した
「ノンフィクション...不死超生命...死ぬな」
「さぁ!全員出てきな!えーとなぁ...13人?合っているか?」リュージは確信したように言った
「正解だ!流石だなぁ月守の使者よ...」リーダー格の男が言い出した
「お前ら、さっきから言っているが月守の一族ってなんだ?」リュージは問う
「なんだ...知らんのか!ならば説明しよう月守が絶対悪な理由をな!」リーダー格の男が話し出した
月守...平安時代初期、日本にやってきたロンドンからの使者は自分たちの事を月を保護する者たち まぁ月守とでも名乗らせて頂こうか そんな言葉から始まった月守の恐怖は世界を変えた
各世界に散らばる蛮勇や英雄などの軽く世界をひっくり返したものたちはそれぞれを「陽王」「月守」「神楽坂」「蒼楓」と名乗った
その中でも圧倒的な力を持ったのが月守一族である。彼らはアメリカを開拓し、日本に鎖国を提案し自分たちで鎖国を辞めさせ日本に戦争を起こさせ、また侵略した
彼らの征服力は今の日本とアメリカを作りそして、EUも彼らが作った
そして、フランス革命
彼らは世界で最も大きい革命を起こした
彼らは 世界を変えてきた
彼らは 国を作ってきた
彼らは 国を壊してきた
彼らは 世界のシナリオを考えた
今の世界は良い意味でも悪い意味でも彼らがいたこそできた世界
だから我らアメリカは月守一族を滅ぼすことを決意した
話が終わりわずかの沈黙が流れた
「お前ら馬鹿だなぁ」リュージが言う「どんな理由があろうとハギリを殺すことは許さん」
黒服の男は手をあげ言い放った
「説得しても無駄なようだな...殺れ!」
銃声が飛び交った
「舐めるなよ!!」
リュージは斬れる物は全て斬り残りはかわした
「全員油断するんじゃない!!」
リュージは迫ってきた敵数人を投げ飛ばし、遠くで油断している敵に向かって飛び蹴りをかました
「こいつ武術を習得しているぞ!」
銃撃を壁に隠れ回避し、ドライアイスをペットボトルに詰めた応急の手榴弾を投げ別の壁に移った
「くそッ!流石月守の関係者!」といい、ライトマシンガンを放り投げ素手でリュージのほうに向かっていった
「素手で俺に挑むというのか?」
「なーにナイフ一本は持っているさ、なんせ月守の関係者だからな」
-----ピエロは-----
「フィクション!!私はここの管理人!すべての奴隷を開放しろ!!これは大統領命令だ!!」
「「「八ッ!すぐに奴隷を開放します!!」」」
こっちは終わったぜリュージあとはお前だけだ!
「さぁて俺は帰ろうかな...」
-----リュージ-----
戦闘は激しさが増し技の連続になっていた
「流石だ!だが我らも負けられはしない!月守の一族は生きてるだけで罪なのだ!!」
リュージは最後の言葉にキレた
「オイ...ハギリがどんな奴か知ってそれを言っているのか?ハギリがどれだけ苦労したか...お前らは知ってんのか?」
「は!知るわけないだろう!」
リュージは走り出し、そして「なら!!お前がそれを言う資格はねえェェェェェェェェェ!!!!」相手の一撃をかわしハギリが唯一教えてくれた技をかました
敵は倒れリュージだけがその場に立っていた
だが、そこにある男が現れた
「君がレヴォリュシオンのジャック君だね?」
「お前は誰だ...」
「なに、私はただの大統領さ。君の友人のハギリ君の話を聞きたいそして今のこの国の現状を...」
できれば評価お願いします
あと二話で完結です