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柔らかい  作者: 花子
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 困惑気味な顔して君はまたふらりと現れる

素直に愚痴を聞いてほしいって言葉に出来ず

見栄を張る

素直じゃないな まったく

 一人ぼっちに追い込んだのも自分

派手なスタイルを好み

流行りものを欲しがり

周りの人の話しに騙され乗せられ

最後は一人ぼっち

その言葉を伝えたいのに

背中が 態度が 拒絶を示す

 そのスタイルに

苦しめた相手の気持ちを考えたことある?

いつか その恨みが

君の上に降りそそぐ

それでも僕は君の性格を知っているから

大事な言葉は伝えられない

 お互いに変わっちゃったんだよ

 大事なものが

三輪車にまたがり一緒に遊んでいたあの頃は

 二度と戻らない


 大切なものは一度手を離すと戻ってこない

そんなこと知っていると君は馬鹿にした 笑い声をあげるけど

平気で真逆なことをする君の態度は

   僕には理解不能

首を傾げ傍観者になる道を選ぶ

そんな僕も卑怯者

だけど君を止める術を僕はもっていない


 良かったね

本当に良かったね

助かっただけで儲けもの

その程度で済んだだけで儲けもの

今の笑顔があるのは

今笑い話しにできるのは

幸せの証


 

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