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本当は鬱陶しいなんて思っていない
それでもつい口走るのは鬱陶しい
自分の気持ちなんて解っているようで
自分自身が一番解っていない
強い風に飛ばされ舞い散る花びら
ピンク色に染まった歩道は花びらの絨毯に嬉しそう
風にのった花びらは遠くまで飛ばされ
まるで雪が降っているみたいに見える
いったいどこまで飛んでいくのやら
追いかけたくなるけど
追いつきそうもない
なにもない
なんにもないなら
そのまま空っぽのまま
空っぽじゃ寂し過ぎるから
又なんだかんだ詰め込んで
同じことの繰り返し
桜の木の下で
君に出会ったあの日から
僕は君に恋をしていた
高鳴る胸に戸惑い
話しかけるチャンスを求め
距離を縮める厳しさを
思い知らされる
それでもめげずにチャレンジするのは
きっと君に本気だから
耳から聞こえてくる情報は苦手
集中力がかけるから
強風と雨は苦手
傘をさしても壊れるから
眠いのは苦手
ぼんやりして何にも前に進めない




