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柔らかい  作者: 花子
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 面白いかも

どこから見ているのかな?

見渡してみてもわかんない

でも気付くと何故かそこにいる

電信柱のてっぺんだったり

フェイスの上だったり

話し声で気付く?

ドアの音で気付く?

それとも時間を気にしてる?

だいたいいつも同じパターン


 匂いに敏感なのはお互い様

 くすんだ色が嫌いなのもお互い様

だけどくすんだ空の色は嫌いじゃないのは私だけ

もうすぐ雨が降り出すだろう

大地を潤す雨

新鮮な野菜だって

渇いた大地じゃ育たない

雨が待ち遠しいなんて結構素敵なことかも


 信じて待ってても構わないの?

そう聞いた時の彼の顔は微妙に歪んでいた。

だからって信じなかった訳じゃない。

三年待って諦めた。

三年が限界なんて誰が決めたかなんて解らない。

ただ私の中で三年が限界だった。

それなのに貴方は四年目に戻ってきた。

今更言い訳なんてできないのは

ちゃんと相手が二人共隣にいたこと。

時間を掛けてバカを見たのはどっち?


 アクビした口が大きくて面白くて

思わず悪戯心で指を差し込んだ

でも噛み付いたりしない

ただ戸惑ったように目が大きく開き尻尾が揺れている

脇に手を差し込むと途端に

威嚇する態度はやっぱり病院嫌い

今年ももうすぐやってくるのに

不安が大きくなる

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