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柔らかい  作者: 花子
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 笑っちゃうぐらい純粋に真面目に

取り組んでいるつもりだけど

掛け違えたボタンみたいに

ズレだしたら止まらない

 毎朝シラっとした顔で飛んでくる

真っ黒なカラスみたいに何事も上手く

避けらると(らくなんだろうな

悩みはあると思うけど

 中途半端に楽したいなんて甘い

考えも悪くない真面目過ぎると

損しそう まるで蟻とキリギリス

だけど元気でいられそう


 意味をはかろうなんてするから

難しく考えちゃうけど

なんだか 考えれば考えるほど

どうでもよくなる

考えなくても

時間は勝手に流れていくし

その間に考え事も解決してる


 薄々気付いている

その態度 その物言い

だけど認めたくなんかない

今更 必要ないなんて勝手過ぎるよ

今までの苦労はすべて水の泡

身勝手な我儘でどれだけの人を

不幸にするつもり?

冷たい視線の先には君の骸が転がっている

弾けた風船は木の枝に巻きつき

君を静かに見下ろす


 どんなに頑張ってみても

君を手に入れられないことを

僕は知っている

 それでも欲する僕の心は

人知れず涙を流す

あの頃の僕は君に気持ちを

素直に打ち明けられていたかな?

チグハグなプライドが僕に

無かったら

今でも君は僕の隣で

笑っていたかな?

いまさら後悔しても遅いよね

だから最後の最後で

君に伝えたい

今でも愛しているって

でも無理だね

君の隣の誰かさんの視線に

僕は勝てそうもない

もう遅すぎたんだね

僕も過去から卒業しなきゃ

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