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中央世界  作者: 葉都
機械人国編
2/2

2:構築

わかりにくくなってしまったかもしれない


『はぁ、クソが』

息を切らせながらも私は振り返らず走り続ける

とてもうるさい警報音が鳴り響き続けている

『まてやガキ!』

前から来た男に一撃お見舞いする

男はうめき声をあげ倒れた

私は今全力で走っている

どうやら悪党2は相当な手練れだったのかもしれない

今追いかけてくる奴らは武器を持って降りかかってくるが、氷の塊を頭に当てるだけで、すぐ倒れてしまう

まぁ、今は好都合だと思うことにしよう

さぁ、ここからどう撒いたものか

走り始めて分かったことがある

私はスタミナが相当ない

だから休みたいのだが…

『まてぃお前!』

……こいつら数がまあまあいるし、私が遅いのかわからないが追いついてくる奴もいる

だからといってその辺のドアに入っても、待ち伏せとか抜け道があって挟み撃ちにされるとか…

とりあえず氷の壁、後ろに立てるか

『なんだこの壁!』

『おい!何やってる!あっちn』

どうやらこっちに来る道があるらしい、奴らはきっとそっちに行った

まぁ廊下だから、前も氷の壁でふさいだら、壊すという考えが無い奴らならくる方法を考える事になるでしょう

さぁ、今の状況をまとめよう

左右に自分が作った氷の壁

前後には単純な壁

そして見上げると、二階廊下

まぁ、二階に行くしか無いでしょう

一般者なら届くこと無いだろう

私だってただの一般者だ

まぁただの一般者がなんで戦闘力が高いのかっていうのは良くわからないが…まぁいい

問題は一つ、人の身体能力でどうやって二階に行くかだ

壁に凹凸は一切ない

跳ぶとか飛ぶとかしかないはずなんだが…まぁ出来るわけない

はぁ、ダメ元でジャンプするか

私は身体強化をかけ思いっきりジャンプをする

ギリギリ端をつかめた

『よいっっっっっつしょ、ふぅ』

何とか登れた、自分が軽くて助かった

どたどたどたどた

『どこだぁ!』

『向こうにもいなかったぞ』

『お前らは一階を探せ、俺達は二階を探す』

『了解!』

『ふぅ』

一旦目の前の扉に入る

部屋を見渡すと、棚の中に大量の資料、何かが置いてある広々とした机、さっきまでいた牢屋の窓と大差ない質の窓

どうやら、此処は資料室かなんかだろう

にしても不用心な砦で助かった

ガバガバセキュリティのおかげでここまで監視カメラ無し、それに目の付けた部屋には鍵がかかっていない

鍵穴はあるから鍵はかけれるだろうに

まぁ、警報なったしここに居た者が慌てて私を探しにいったとかかな?

とりあえず、入ってこれないように扉固めておくか

私は属性魔法を使い氷を作り出す

すると、扉の前に厚さ数センチの氷の壁がドアフレームを巻き込んで凍り付いている

『うーむ、もう一回』

次は氷の厚さが数センチプラスされた

よし、ここまで凍り付かせとけばいいでしょう

少なくとも、この扉を破壊する事が出来そうな能力者とか、アイテムはこの砦には無い、いないだろう

さ、一旦落ち着いたし、しっかり自分の事を理解しよう

とはいっても、運動神経を測るには場所がない

それに、スタミナが少ないことが分かっている以上、下手にスタミナを消費したくはない

これから、何か役に立つ事があるかもしれないから、魔法について、まとめて思い出しておこう

そもそも魔法とは

【魔力を媒体とし物理法則を無視した行動を起こせる固有の力】

中には、自作する者もいる

じゃあ魔力とは

【様々な物の媒体として使われる固有エネルギー】

魔力には底がある

尽きたら何も魔法を出せなくなってしまう

次に魔法陣とは二つの意味がある

【魔法を書き込み魔法発動を簡易化する物、設置型】

魔法陣は家具の中に書き込むのが一般的だ

例を挙げるとするならば冷凍庫だ

あれは、保存する用の箱の左右に氷と風、二つの魔法陣が書き込まれているものだ

そして、

【魔法を発動するために必要な物、発動型】

これは呪文も同じだ

基礎を思い出した上で魔法の種類について

まずは属性魔法

【文明を築き上げた種族が生まれ持つ固有魔法】

属性は14種類あり、二つ持つ者もまあまあいるが、同時の使用は困難

そして、簡単な攻撃魔法が可能

様々な物に付与できる

次に有益魔法

【生活の根幹として行使される呪文不要な魔法】

一般的には魔法陣として使用される魔法

魔法陣を使用せずとも使用できるが、非効率的

使用をするにはその近くの町にあるギルドに報告が必須

次に戦闘魔法

【戦闘用に特化された呪文/魔法陣を必要とする魔法】

自身の属性を使い範囲攻撃や火力を上げた攻撃を使うことができる

強化、弱化や妨害攻撃性がない物も戦闘魔法

少し特殊な魔法、呪文が必須な魔法など、分類が大変な魔法もこの分類

最後に能力

【文明を築き上げた種族が行使出来る固有の特殊魔法】

この魔法は、魔法陣として使用は出来るが、大体が禁止される

一般的に一名一つの魔法であり、この世界に変わりはない

だが、その性質上当たりはずれや完全上位互換な能力は多い

極稀に二つ持つ者がいるが、体への負担は大きく、二つ目の物はメインの補助が多い

そして、一切遺伝しない、系統、強さそのすべてだ

そして、私の能力も分かっておく必要がある

能力を確認するのはとても簡単

魔力を手に流し込み、強く握り能力を使うと説明が頭の中に記憶される

ということで早速やってみよう!

うーむ、OK

私の能力は【構築】当たりはずれわからない名前だ

どうやら、設計図を登録すればなんでも作れるらしい

え…普通に当たりじゃね?

まぁ、大層な物は頭の中だけじゃ記憶しきれないから出来ないけども

整理に時間がかかってしまった

それにしても、魔法の事なんでここまでしっかり覚えているんだろう…まぁよし

さてと、この部屋を探索するか

……絶対に扉を固めた時にやるべきだっただろ

『ふんふん』

のんきに鼻歌を歌いながら適当に机物色していると

急に数台のモニターが一気に光輝いた

…びっくりした

どうやらPCが放置されてスリープモードだったみたいだ

操作はタッチパネルか、モニターもでっかいやつが五枚、金かかってんな

どれどれ、どうやらこのモニターはこの砦のマップらしい

不用心にもほどがあるだろ

もうあれだぞ、急いで出たんだろうとか言えなくなっちゃうぞ

……全然言えるか

さて、此処は3階建ての砦、一階は牢獄と悪党達の部屋、二階は資料室、武器庫、調理室、三階はボスの部屋らしい

そして三階から屋上に行ける階段がある、正面玄関からの正々堂々と突破するなんてことは不可能に近く、裏口なんてものはない

つまり、屋上に行ければいいのだがボスの部屋ということはしっかり待ち構えられていそうだ

そもそもこの部屋からどう出るかだな

とりあえず、能力使って武器でも作らないとな

なんせこの剣、剣を一切触った記憶の無い私ですら分かる、さすがに手入れをした方が絶対にいいだろう

いや、勝手に持って行ってなんだが

さぁ何か書けそうな物はある、紙もある、あの扉は開けられないはず

少し凝った物でも作ろうかな~

わくわくしていると、微かな声が聞こえてくる

内容は分からないが、扉に気づいたとかか?

そんなことを考えていると…

『ドン!』

まぁまぁ重い物がぶつかった音がした

紙に書いている時間なんて無いかもしれない

扉を固めている氷に少しヒビが入ったのを確認した

はぁ、少し休めたから良しとする

私は入ってきた悪党達の視界に入らなさそうなところへ上がる

ここで待つとするか…………



轟音とともに目の前の扉が崩れ、俺達は部屋に入る

『どこだ!』

俺達は今牢屋から逃げ出した白い髪のガキを探している

ここは資料室、この砦で一番大切な場所だ

『こんなところに立てこもられるなんてな』

『ああ、本当だ。もしやあいつここ狙いだったわけじゃねぇよな?』

『そんなことないだろ』

ここは資料を入れる棚が多い

まぁ、見えていない時点であの棚の影に隠れているのはバレバレだ

『おい、お前らはあっちに行け。俺らはこっちに行って挟み撃ちだ』

『了解』

俺達がゆっくりと棚の影を見ようとした瞬間

『何!』

天井まで伸びている氷の壁が出来上がっていた

『どこに居た!…クッソ、嵌められたか』

とりあえず向こうはどうなってる

『おい!、そっちは大丈夫か!』

『氷の壁に囲まれて進めない!そっちはどうだ』

『こっちも同じだ!』

この壁ビクともしねぇ、どうしたものかな…………



私は今、悪党達を氷の壁で囲った

相当分厚い氷だ、それにあいつらの武器はナタ、氷を切り刻めるような代物では無いだろう

この短時間で用意できたのは、単純な両刃のバトルアックスと顔が隠れるフード付きのローブ、バトルアックスは、戦闘用に、フードは外に出たとき私が賞金首でしたみたいなことがあったとき用だ

さて、3階へ向かおうか

私はしっかりと敷かれたカーペットの上を歩きながらローブを着て、目の前に出てきた階段を上る

登った直ぐ先には今までとは少し違った様子の少し大きく重そうな金属製の扉が出てきた

私はその扉を躊躇いなく押す

ずっしりとした扉を開けた先に待ち構えている2ⅿを超えていそう男を見て思わずため息が出てしまった


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