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Remembers  作者: manaka
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戦う運命

「滝…来てしまったか…」

トヴァースは俺を心配そうに見つめる

「司令官!! 俺は司令官が死んだら嫌です!!」

「なら…お前が死ぬか 蒼山家!?」

「お前は…」

ジェイクは俺に近づき、衝撃波を放った

「うわああっ!!」

「みんなにバリアを…!」

俺はすぐさま後ろにいる仲間にバリアを放つ

「ふふ、無駄なことだ」

ジェイクは長い爪を能力で出現させ、バリアをあっという間に解除した

「くっ…」

「貴様がカルテー二様を倒したのかね」

「……ああ、間違いない」

「なら、それなりの覚悟があるのか」

「命なら、とっくに1度捨てた!!」

傍にいた純は驚愕した表情だった

「滝…」

「ふ、相当な覚悟があるんだな おい、部下共!!」

ジェイクは潜んでいた部下を呼び出す

「倒せ…こいつらを シルヴァは私と共に、闇の祭壇へ向かう」

司令官はジェイクに言われると、縄を外した智嬉を後ろに追いやり、飛び蹴りをお見舞いした

「司令官!!」

「誰が向かうか!!」

司令官の飛び蹴りで受けた頬に流れた血をジェイクは右手で拭う

「お前のせいでこの息子の滝が悲しむ結果になったんだぞ? 貴明を守れなく、誰1人救えなかった 最悪、彼の自爆だけで済んだが結果的に戦う運命になったんだ」

ジェイクは固まった司令官を強引に能力で体を硬直させた

「ぐあっ…あっ!!」

それでも足で踏ん張り、後ろにたじろぐジェイク

「司令官…!! "爆炎大砲"!!」

俺は司令官に当たらないようにジェイクを攻撃した

「効かぬ!!」

ジェイクは咄嗟に手を翳し、俺の攻撃を交わす

「くそっ…」

「滝…ジェイクを、倒したら…ロダ様は助かる…」

司令官は銀色の長い杖を構えた

「ロダ・クニドスはすっかり諦めているようだな 抵抗するのも諦めたか」

ロダ様はキッと下からジェイクを睨みつける

「私をあまり侮るなよ…一体だれが能力者を召喚させたと思っている」

「ロダ様、ロダ様の仲間はどこに!!」

司令官がロダ様に聞くと、ジェイクはニヤリと笑う

「こいつの仲間なら、私の部下と戦っている 亜空間でな」

「司令官、まずその人たちを助けなきゃ!」

智嬉が珍しく声を荒らげている


「お前らみたいなヒヨっ子の能力者じゃ勝てないぞ」

俺たちや敵以外の違う声が響いて聞こえてきた

「誰だ…!!」

辺りを見渡しても声の主は見えない

「"ライケン"!!」

純と同じ技で雷が降り注ぐ

純よりも更に強い力で何倍もの雷が落ちてくる

「うわあああっ!!」

「あっ、いけね!!仲間もいるんだった!」

純は怒りを顕にし、黒いジャケットを脱ぎ捨てた

「俺と同じ技を出すなんて…その技で俺に喧嘩を売るなんていい度胸じゃねえか!!」

「純!!やめろ!!私の仲間だ!!純の生まれ変わりだ!!彼は転生して私の仲間になった!!」

「俺の生まれ変わり!?」

死んで生まれ変わる、というわけでもないらしい

知らず知らずの間に俺たちは能力者として、転生を繰り返してきたのかもしれない

「何百年も戦いが続いていれば、転生も繰り返されるんですか?司令官」

「……君たちが望めば、また転生するかもしれないな そればかりは運だよ」

司令官が俺の質問に答えると、ジェイクは体が硬直する技を解除した

「ふん、私の手で、お前らを倒す!!能力者の未来はない!!"能力制御"!!」

「うわあああっ!!」

カルテー二より遥かに強いパワーで、耐えられる仲間が少なかった

ジュン・タルナさんもこの技には耐えられなく、うずくまってしまう

「やってみろ!!」

その中で、一人立って耐え忍んでいた

「トヴァース… お前…」

「貴明と約束したから 必ず滝を守るって もう、地球で戦いはさせない」

「トヴァース…」

俺もなんとかジェイクの技に耐え、ジェイクから溢れ出るオーラを交わし、再び立ち上がり武器を構える

「滝 君の力を貸して欲しい 仲間を回復させるために」

「……俺の力で…?」

攻撃の技はあるが、回復させる技はない

「私を、信じて」

トヴァースは優しい笑みを俺に振り向き見せた

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