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Remembers  作者: manaka
33/56

最強の全ての力で

「滝…お前の言葉に勇気づけられたんだよ 俺もどこかで、お前に守られてばかりだった 」

「純…」

純は智嬉に構わず続けて話す

「確かにお前は後ろ向きの考えで、いつも悩んでいるけど、いや、それ以上に お前は強いんだよ 俺に出来ないことを、お前は何度も行動してきた」

「こいつより強いってことを、証明してやる!!」

純と智嬉はゼレアの技で亜空間に飛ばされた

「うわぁぁ!!!」

「また、あの技か!?」

純は動揺せず、冷静な態度だった

「……俺たちを、どうする気だ ゼレア」

縦ひざ状態で威嚇する純

「"冷拳"!!」

その時、氷の刃がゼレアを貫いた

「ぐあっ!!」

「滝の痛みが…お前なぞに分かるまい!!」

技を受けて少しよろめいたゼレア

「私は貴明を倒せば、力が手に入ると思っていた」

「貴明さんの力…?」

「邪魔など…させん!!」

智嬉をめがけて、技を打とうとした!

「"霊波"!!」

「くっ……」

智嬉は瞬時にバリアを貼る

純はそれに気づき、立ち上がって右腕でゼレアの技を交わした

「純!?」

「お前が死んだら、滝が悲しむだろ お前と滝は長い親友だって聞いてる」

「俺が死んでも滝を守るさ」

「……あいつが羨ましいよ」


司令官室でモニターでは俺とトヴァース、司令官で智嬉たちを見守っていた

「純…智嬉…早く、助けなきゃ」

流石に俺は慌てていた

俺は智嬉たちを見ながら司令官に話す

「司令官… 智嬉は大事な唯一の親友なんです、こんな戦いで死なせたくありません!!純も、大事な仲間です!!」


<挿絵>

挿絵(By みてみん)

「滝… お前は病み上がりなんだぞ?それでもいいのか?」

「智嬉たちを見殺しになんて出来ない… 」

俺と司令官のやりとりを聞いていたトヴァースは賛同した

「…滝、分かっているな 私が向かえば 必ずゼレアが私の命を欲しがるだろう」

「はい、もちろん 守ります もう、あの日は繰り返したくないですから」

司令官は俺の長い棍棒を差し出し

「大事な仲間を、守り抜け お前の力で」

「……はい!!」

俺たちは真っ直ぐアジトへテレポートで向かった

着いた先はちょうどゼレアがいた場所だった

智嬉たちもあのあとアジトへ連れて行かれていた

「…ゼレア…」

「おお、よく来たな」

「滝!! どうして来たんだ!!」

純は慌てて俺を庇う

「それは、お前たちのリーダーだからだ!!」

「まだ無理したら駄目だ、力を解放しただろう!!」

「いっそここで、すべての能力を使い切る!!」

俺が勢いよく言い放つと、純は驚いていた

「なんだって…!? 」

「能力者でいられなくなるぐらい、力を出し切る!!」

そう言い切ると、ゼレアは高笑いをした

「っはははは!! 諦めるのか?私と戦うのを」

「……お前を倒してから、諦めるよ 能力者でいられるのをな!!」

力を放出すると、ゼレアを見ていたのに、親父の姿がぼんやりと映し出された

「親父!?」

――滝、私の力をあげよう――

「親父……」

「なに!?貴明がいるのか!?」

ゼレアは俺に向かって技を放つ

「"幻影呪縛"!!」

「"天華乱舞"!!」

俺の長い髪が、竜巻の風でなびく

気づいたら、隣に仲間の2人が俺の伸ばす腕を握っていた

「智嬉…純…」

「身体、支えてやるよ 技で飛ばされないようにな」

「力を合わせよう、滝!!」

「あぁああ――!!」

俺たちは渾身の力で、ゼレアに技をぶつけた

幻影呪縛に負けない力で

しかし……


「――っ、く、はははは……」

ゼレアはまだ、立ち上がっていた

ボロボロになりながらも、両腕を広げ、拳を握りしめながら踏ん張って立ち上がっている

「……まさか、そんな」

俺は驚愕した

「カルテー二一族にまだ、こんな力が…」

純も床に膝を着いてしまった

「大したものだよ、君の力は 正直、参っている だがね カルテー二様と約束したのだ 必ず、蒼山一族を滅ぼす、と!!」

ゼレアは息を切らしながらも俺たちに襲いかかる

「もう、ダメか…!」

俺はさすがに、息も絶え絶えになっていた

「滝!!」

諦めて死のう、としたその時


「――シルヴァ・トラーズ」

「トヴァース」

「異国より世界を守る為、参上!!」

俺は後ろを振り向き、司令官の声に泣きたくなってしまった

「……司令官…!!」

「まだやるか、貴様ら!!」

ゼレアは再び憤慨した

「貴明の魂が宿っている限り、この世界は消せない!!」

司令官はクロークのフードを外した

「本気で貴様の力をぶつけたまえ」

ゼレアの目が、赤く光出した

「司令官…!!」

「滝、仲間を頼む」

「司令官!!」

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