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Remembers  作者: manaka
28/56

制御出来ない力

コントロールが効かない 制御出来ない

俺はとうとう、上司にまで敵意を現すようになってしまったのか

助けを呼んでも、もう手遅れかもしれない

仲間たちは司令官の技によって吹き飛ばされて別の空間へ飛ばされた

「ククッ…今までの恨みを今ここで晴らす」

司令官に恨みなんてない むしろ今まで沢山、助けて貰ってばかりなのに

「滝…本当にいいんだな お前がまともに制御出来ていない今、貴明の力を爆発させたら アジトどころかこの街が吹き飛ぶぞ」

俺はカルテーニの力で司令官を憎く思ってしまった

今こうして、仲間に刃を向けてしまっている

俺の棍棒の中には、鉛が仕込んである

幸い司令官は透明人間だが、生身の人間が当たれば痛いはずだ

「お前を…憎む…お前を…殺す…」

「っふ、悲しい結末だな 仲間同士の力がぶつかり、結局父親と同じ結末で終わるとは」

司令官は傍にいたカルテー二の口を力強くで封じた

「それ以上言ってみろ お前の体を切り刻んでやる」

「っく!!」

カルテー二は無理やり司令官の腕を引き剥がし、城のオブジェに再び走り出した

俺も体が言うことを聞かなくなり、カルテー二にただついていくしかなかった

「滝!あいつの言葉に耳を貸すな!!」

「……カルテー二サマ…」

「滝…」

どうにかして俺を目覚めさせようと、司令官は術を仕掛ける

「"仲間を今蘇らせよ、"聖霊の癒し"!!」

青いオーラが身をまとい、俺は一時的に意識がはっきりしたが、カルテー二の力は強く、すぐに元に戻ってしまった

「やはり駄目か…アジトにいる以上は…」

「貴明を殺したお前を…許さない…」

「私は殺してはいない!!」

「蒼山家を憎まれる存在にしたお前を許さない…」

「――!!!」

司令官は俺の棍棒が頭上から降りかかるのを右手で力強く止めた

「……」

「確かに、私の力不足で貴明を守れなかった…仲間をもっとまとめていたら、と後悔ばかりしてしまう しかし、また二の舞にしてどうするのだ!!」

俺の握りしめていた棍棒を司令官は奪い取り、制御できない俺は棍棒がなくても司令官に戦う姿勢をとった

「それでこそリーダーだ 武器がなくても、戦えるようにならなきゃな」

「……はぁああ――!!!」

俺は今まで出した事のない恨みを持った唸り声で、司令官に技をぶつける

「"業炎撃"!!!」

意図しない必殺技を放ってしまった

カルテー二の力で自然と技名も代わる

俺は元々持っていた火属性の力で、能力を溜めて炎を両手から放ち、拳で打撃を加える技

司令官が俺の棍棒を奪って正解だったのでは、と少ない理性で思っていた

なにも武器を持っていなかったら司令官でもどうなっていたか

カルテー二の力は俺の親父の力より少し高い

こんな強い力が他の仲間に当たってしまったら

ひとたまりもない

「くっ、なんとか棍棒で抑えられたな」

「……容赦はしない」

「っははは、私の力で自分の上司を倒す結末になるとは」

「カルテー二!! 貴様は私の国王様も捉えているんだろう!?」

カルテー二はニヤリと笑う

「っふ、このオブジェがそうだ」

「ロダ様!!」

「貴様の力不足故、国王様も、仲間も、消えていく」

「ロダ様…!!」

すると、俺がオブジェの傍に立つと、強くドクンと心臓が脈を打った

「うっ!??」

「滝!?」

俺は視界が朧気になり、司令官に手を伸ばすが間に合わず、床に倒れてしまった

「なっ…そんな、嘘だろ!?滝!?」

「っ、ははは…はははは!!!」

カルテー二のアジトが蒼く染まり、カルテー二の能力が更に力を増した

「滝 もう戦わなくていい 私のアジトは、お前の力を吸い取り、最強になっていく この街を侵略できる」

「私が生きている限り、そうはさせない!!」

「シルヴァ とうとうその強大な力を使う時が来た 爆発すれば、この街も吹き飛ぶ」

司令官が絶対絶命になったその時、1人の男が現れた

「――滝が窮地に立たされた時、私もまた、復活する」

「誰だ!!」

「貴明の生まれ変わり トヴァース 参上」

そして、もう1人 俺の弟が現れた

「"蒼山圭介"、参上!!」

「お前たち…!!」

カルテー二は悔しそうに苛立ちを強くみせた


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