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Remembers  作者: manaka
21/56

貴明 復活

俺たちがいなくなった後、司令官は地下室でなにかを感じとっていた

「頼む……目覚めてくれるな、貴明!!」

2階にいた智嬉は突然の地響きに驚いた

「な、なんだ!?」

音のするほうへ慌てて智嬉は走り出す

「一体どうしたんだ!!」

司令官がいる部屋へ勢いよく入ると

地下室では、俺の親父がコールドスリープで眠っている

親父は特殊な力を使うと俺たちが窮地に立たされた時、体が目覚めるという

それが、今だとしたら

すると司令官が俺の目の前に現れた

「貴明がコールドスリープから目覚めたということは……滝が、危ないのか……?」

「それはどういうことだよ!?」

親父はカルテー二にやられ約一年が経とうとするがついに、敵にやられ俺が死ぬということなのか…?

それは、起こってしまった

眩しく光が強いオーラを放ちながら、親父の目がゆっくり空いていく

司令官はその様子にただ驚愕するしかなかった


「私は目覚めたのか…」

低く、か細く聞こえた親父の声 

戦っていた当時とは弱々しい声だが、それでもしっかり聞こえる

「貴明、どうして…」

「久しいな 司令官 私の体はまだ無事なようだ」

「あ、あんたが貴明??」

動揺して智嬉は俺の親父を呼び捨てにした

足がガクガク震えている

「ああ……私は、蒼山貴明 1年後に、また私が戦った時のような大きい戦いが起きると、察知していたんだ まさか本当になるとは」

司令官はその言葉を聞いて唖然とする

「いくらお前が力が強くても、自分で蘇生できる力があるとは、知らなかったぞ」

「ふ、…… 目覚めた以上、息子たちを守らねば 息子は、私の力を受け継いだ」

「起き上がれるか?貴明」

冷たい氷の檻の中、ずっと眠っていた親父

「しかし、どうして親父さんをここに眠らせたんです? 死んだはずでは?」

「……君は確か」

朧気な目で智嬉を見つめる

「根口智嬉です 滝の親友です」

「そうだった、いつも息子の傍にいたなあ」

「確かに、数年前、ボクはあなたの葬式に行きましたよ」

親父は智嬉の言葉に目を背ける

「詳しい話は、私の司令官室で話そう」


一方、俺と純は

ずっとアジトの檻の中にいた

「純……ごめん、こんなことになって」

「いいさ、どうせやっつけなきゃなんないんだ」

「それにしても早く仲間が来て欲しいよ」

戦えなくても瞳やみづきに助けに来てもらいたい

「力の強いやつがどうせ狙われるんだ 力が低い瞳やみづきに来てもらうのは自殺行為だぞ」

「くっ…」

「ふははは……絶対絶命、かね?」

カルテー二が俺たちを操り、アジトの檻に閉じ込めた

「許さない……」

上目遣いでカルテー二を睨みつける

「お前が私に勝てるか 私の前で、貴明は最大の力を解放出来なかった そのおかげで今はお前たちも生きてるんだがな」

純は俺の親父の力を解放する誘導作戦を必死に制止する

「やめろ!! 滝、貴明さんの力だけは使うな!!なにが起きるか分からない!!」

「世界が滅ぶんだろ 」

すると、アジトの遠い場所から親父の声がした

「私の力を解放だと……!? そんなことは、絶対に許さない!!!」

「え……? うそ、親父……親父……!??」

親父と、司令官、智嬉と瞳が現れた

「"リメンバーズチーム、参上"!!」

「助けに来た、滝、武器がなきゃ戦えないだろう」

「ありがとう!助かった!!」

そういえばここに来る途中、武器は持っていけなかったのだ

「とりあえずは2人とも無事だな しかし、今回の戦いはなんで滝の危機なんだ」

司令官は技を使い俺たちの縄を解いた

「カルテー二に、技が効かないのだ」


<挿絵>

挿絵(By みてみん)

「なんだって!?」

親父がそういうと、カルテー二は含み笑いをした

「おや貴明…… 昔のリベンジをしにきたのか」

「カルテー二、こんな醜い争いはもうやめろ!!お前の目的は世界を滅ぼして、私の力を奪うんだろう!?」

「こんな戦いが、数百年も前から続いてるんだからな 敵は違うとはいえ」

カルテー二は壁に立てかけてあった剣を俺に突き出す

「そうだ、私はお前の力が欲しいのだ!!」

「俺は簡単には渡さない!!」

俺は檻から出て、武器を再び構えた


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