大きな木の下で
「さあ、家はどこ?」たずねると、片方の女の子がつぶやいた。「家はないもん。」「……無いって、家出か?」「違うよ。ないの。」俺は女の子たちと同じ高さにしゃがんで聞いた。「じゃあ、どこに住んでるんだ。」「雲の上。」二人はそろって空を指差した。
ある夜、俺は二人の小さな女の子に出会う。お伽噺風味。
ある夜、俺は二人の小さな女の子に出会う。お伽噺風味。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。