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悪役令嬢はしゃべりません  作者: 由畝 啓
第一部 悪役令嬢はしゃべりません
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挿話9 ベリンダ・クラーク公爵夫人の悲劇


王都で開かれる社交界に初めて足を踏み入れたあたくしは、思わず目を輝かせた。だって、実家である伯爵邸で開かれる夜会とは雲泥の差だったのだもの。政変で長らく国内も荒れていたけれど、国王陛下のお陰でまた舞踏会や夜会を開けることになったなんて、陛下の治世に生まれて良かったと本当に思うわ。


「ベリンダ、ほら、ご覧なさいよ」


あたくしに声を掛けてくれたのは従姉妹たち。王都での流行りを教えてくれる彼女たちのお陰で、あたくしも他の貴族たちと遜色ない格好ができている。もちろん、高位貴族のご令嬢方がお召しになっている衣装とは質がくらべものにならないけれど。

でも彼女たちと違って、あたくしにも誇れるところはある。それがこの美貌と、それから母方の祖先が北国の貴族で異能力者と呼ばれる存在だったということ。血が薄まるにつれてその能力も発現しなくなっているけれど、もしかしたらあたくしにも異能力が発現するかも――とは思っていた。結局この年齢になっても発現しなかったから、今では諦めている。ただそれでも、相変わらず魔道具は好き。今日付けて来たペンダントも魔道具なのよ。


「どうしたの? あら、あそこの殿方、素敵な方ね」

「クラーク公爵よ。若くして陛下に見出されて、つい先日宰相になられたそうなの」

「あら、宰相にはエアルドレッド公爵がなられるのではなかったの?」


思わずびっくりしてしまう。つい先ほど、立派な体躯の――でも少し恐ろしいお顔をされた方が、そんなことを仰っていたのを聞いた。閣下と呼ばれていたし勲章もたくさんつけていたから、きっと将軍か何かだと思うわ。

従姉妹は首を振ってあたくしの質問を否定すると、耳打ちして教えてくれた。


「エアルドレッド公爵は奥様を亡くされたばかりで、先日終わった政変でも大してご活躍なされなかったそうよ。だから、陛下も失望なされたのですって」

「まあ、そうだったの」


政治や戦の話は血生臭くて好きではない。だから適当に聞き流して、あたくしの目はクラーク公爵に釘付けだった。


「クラーク公爵って、凛々しくて素敵な方ね」

「やだ、ベリンダ。あなた、ああいう方が好みだったの?」

「好みというよりも、あのような方は婦人なら誰でも惹かれるのではなくて? 見目も良いし、頭も切れて、そして陛下の覚えも目出度いなんて、きっと王女殿下のどなたかが御降嫁なさるわよ」


どれだけ格好良い方だと見惚れても、所詮は三大公爵家当主と田舎の伯爵家の娘。釣り合う訳もないし、目に留まるはずもない。そう思ったあたくしは子爵家や伯爵家の嫡男とダンスを踊り会話を楽しんでいた。もしかしたら、この中の誰かと婚姻が整うかもしれない――そんなことを思っていた。それでも、なかなかこの人は、と思う相手に出会わなかった。

数度の夜会で、従姉妹は相手を見つけた。子爵家の長男で、冴えない男だった。それでも従姉妹は幸福そうだった。彼女はなかなか相手を決められないあたくしに、「どういう人が良いの?」と尋ねた。


「優しくて、あたくしを愛してくれる人が良いわ」

「それならこの前、紹介した子爵の次男はその通りの人よ。少し気が弱いけど」

「でも彼は、愛を囁いてはくれないもの」


従姉妹は呆れ顔になった。


「愛の言葉なんて、軟派で不誠実な男の常套句よ。私、貴方が騙されないか心配だわ。それに貴方って、直感で生きているし」


もっと物事を良く考えなさい、とは従姉妹から再三言われていることだった。お小言にうんざりしていたあたくしは、話題を変えることにした。目の前のテーブルからサクランボを一つ手に取る。


「貴方の恋人は愛を囁いてくれるの?」

「彼は誠実な人よ。私を大切にしてくれる」


詰まらない人なのね、と思ったけど、あたくしは「そう」とだけ言った。口にしたサクランボは甘くなかった。

愛を囁かない夫婦なんて、すれ違うだけ。あたくしはちゃんと、思いを言葉でくれる人が良い。あたくしの両親は、仲が悪いとは言わないけれど、どこかよそよそしい。貴族の結婚なんてそんなものだと思っているけれど、あたくしは最近流行っている宮廷文学のような恋に憧れていた。

どこからか現れた騎士様があたくしに永遠の愛を誓ってくれる、そんな恋物語にいつも心をときめかせていた。それだのに、現実の男性は甘い言葉は滅多なことでは口にしない。花や妖精に喩えてはくれるけれど、あたくしを愛しているとか可愛らしいとは言ってくれないの。



*****



何度目かの夜会で、あたくしは信じられない思いで目の前に立つ美丈夫を見上げていた。困ったように微笑む男性は、これまでも毎回夜会で見かけた人。遠くから眺めて目の保養にしながら、紹介されない限りは決して言葉を交わすこともできない相手。他の令嬢たちが遠巻きにあたくしたちを見て、ひそひそと噂話をしている。


「ダンスのお相手を願えませんか、美しい人」


優しく甘い言葉と共に差し出された手の上に、あたくしは右手を載せた。嬉しそうに笑った顔が可愛いなと、信じられないくらい近くで見つめながら思う。

クラーク公爵は優しく丁寧にあたくしをリードしてくれた。それまでに踊った他の誰よりも踊りやすくて、そして彼はあたくしの領地や家族の話を楽しそうに聞いてくれた。田舎の話なんて詰まらないでしょう、と言っても、彼は目を細めて愛おしそうにあたくしの指先へと唇を落とした。


「いえ、あなたのことだと思うと、どれもこれもが素晴らしく、そして愛おしく思えます」

「そんな――閣下は陛下のお隣でご活躍なさっている方なのに」


戸惑えば、彼は優しい声でファーストネームをあたくしの耳元に囁いた。


「エイブラムと」

「え?」

「エイブラムとお呼びください、可愛らしい人」


頬が熱い。真っ赤になっている自覚があった。辛うじて「エイブラム」と呼ぶと、エイブラムは愛おしそうに目を細めて微笑んだ。


「ベリンダ――貴方の名はとても美しい。私の知る名前の中では一番素敵だ。囁けば祈りのように、大声で呼べばまるで音楽を奏でているようにすら聞こえる。ずっと貴方の名を呼び続けていたいほど、愛しくて堪らない」


あたくしは舞い上がった。彼が他の誰にも、自分の名前を呼ばせていないと知っていたの。それに、冷静沈着な彼があたくしには溶けるような眼差しを向けてくれるのが信じられないほど、心は高揚していた。嬉しくて幸せで、あたくしの人生は薔薇色なのだと思った。そして確かに、あたくしも――きっと、彼に恋をしていた。

夜会で会う度に話をして、舞踏会にはパートナーとして参加した。一年も経たない内に、あたくしはエイブラムに求婚された。勿論、最初は信じられなかった。あのエイブラム・クラークが、あたくしに求婚するなんて――身分も釣り合わないわ、なんて思った。それでも彼は何度もあたくしに結婚したいと言ってくれた。本当にこの人はあたくしのことを、心の底から愛してくれるのだと信じられた。言葉の足りない父母と違って、愛の言葉に溢れた幸福な夫婦になるに違いないと思えた。


そしてとうとう、あたくしは彼の両親に会った。厳格な義両親とは性格が合わないと思ったし、特に義母はあたくしの父が伯爵であることが気に食わない様子だった。それでも、エイブラムはあたくしが良いのだと強く訴えてくれた。あたくし以外を妻にしたくはないのだと熱い想いを語った彼に、義両親は認める他なかったみたい。

義弟はエイブラムとは仲が良い様子だったけど、あたくしには冷たかった。それでもエイブラムはあたくしに優しかったから、十分だった。いつも愛を囁いて尊重してくれていた。そんな人は、あたくしの周りにはエイブラム以外居なかった。


そして声を掛けられた夜会から二年――あたくしは盛大な結婚式を挙げた。伯爵家に居た時には想像もできないほど豪勢な式だった。だって、陛下にもご参列いただけたんですもの! あたくしが想像していた結婚ではあり得ないことばかりだった。従姉妹たちには羨ましがられたし、両親には「幸せになるんだよ」と言って貰えた。婚礼衣装も最高級品で、あたくしは天にも昇る心地だった。


エイブラムはとても優しかった。クライドを妊娠した時は、あたくしが倒れたりするのではないかと不安がって、部屋から出してくれなくなった。二人目の子は産まれた直後に亡くなってしまったけれど、エイブラムは嘆くあたくしを優しく励まして宥めてくれた。落ち着いたらもう一人を、という話にはなったけれど、でもあたくしの気持ちを尊重してくれているのだと――あたくしは信じて疑わなかった。エイブラムはあたくしを愛しているのだと、そう思っていた。



*****



あたくしが、その会話を聞いてしまったのは本当に偶然だった。無事に三人目を妊娠して安定期に入り、出産も間近という時だった。二人目は産まれる前に亡くなってしまったから、もしかしたら今お腹の中に居る子も産まれた後に死ぬかもしれない――そんな恐怖はあったけれど、あたくしはきっと今度こそ大丈夫だと信じるようにしていた。

もしあの時、あたくしが部屋から出なかったら――そして執務室の前を通らなければ、あたくしは何も知らないまま、幸福に生きていられたかもしれない。


「――北の移民の血を引くと聞いたから娶ったが、期待外れだったな」


苛立ちが混じった低い声をあたくしが聞き間違えるはずがない。それはエイブラムだった。嫌な予感がして、あたくしはその場に立ち止まった。聞かないほうが良いと本能が警告しているが、身動(みじろ)き一つできなかった。室内から漏れる声はくぐもっていて全ては聞こえない。エイブラムは誰かと会話しているようだったけれど、その相手が誰なのかは分からなかった。


「二人目は体が保たなかった。クライドが居れば跡継ぎはどうにかなる。次に産まれる子が男だろうが女だろうが、上手く事を運ばねばならん」


エイブラムの声は、これまで聞いたこともないほど冷たかった。悪寒が走って、あたくしは身震いした。


「ああ、そうだ。二人か三人で良いだろう。多すぎても怪しまれるから必要最小限でなければな。それなら――()()の親はどうだ。死んだところで何ら問題はあるまい」


一体何の話なのだろうと、あたくしは息を止める。“()()の親”ということは、義両親でないことだけは確かだろう。それならば一体誰の親で、エイブラムは一体何をしようとしているのか――聞きたくはなかった。それでも、聞かなければならないと直感していた。


「次の子供はちゃんと産まれて、ある程度までは成長するように促さねばならん。魔力量も重要だ、私の望みを叶えるためにもな。傀儡(くぐつ)であれば良いが、不審に思われても敵わん」


理解はできなかったけれど、良い話ではないということだけは分かった。不安にはなったものの、堕胎することはできない。それにせっかく授かった命を殺すことなんて、あたくしにはできなかった。無事に生まれた娘は可愛かった。リリアナと名付けて慈しみ育てるつもりだった――けれど。


父と母が、亡くなった。リリアナが産まれる前くらいから体調を崩し、二人とも寝込んでいた。そして娘が一歳の誕生日を迎える前に、二人は若くして儚くなった。

あたくしは二人が思いを言葉にしない、どこかよそよそしい夫婦だとずっと信じていた。けれど、母の化粧台からはたくさんの恋文が出て来た。全て父から送られたものだった。毎日毎日、出会ってから欠かさず母に手紙を送っていた。


〈今日も青空が綺麗です。体調は如何ですか? ああ、貴方の顔を早く見たい〉

〈先日は満月でしたね。貴方も私と同じ月を見たでしょうか〉


〈庭に貴方の好きな花が咲きました。貴方にもお見せできたら良いのに。お会いできる日を、楽しみにしています〉

〈満月が綺麗でしたね。貴方と出会った日のことを思い出しました。どうか、お体にお気をつけて――〉


よそよそしい夫婦、あたくしは両親よりも愛に満ちた温かい家庭を作りたい――そう思っていたはずなのに、ただあたくしが知らないだけで、父と母は穏やかで確かな愛を育み暮らしていた。もっと前に――若い時にそれを知れていたらと、涙がこぼれた。確かに両親は互いを愛していて、その愛情はあたくしにも向けられていた。あたくしはずっと、幸福に包まれていた。


あたくしの娘リリアナは、明らかに普通の子供ではなかった。リリアナはある意味で利口な子供だった。泣きもしないし笑いもしない。目は見えているらしく反応はするけれど、それだけだった。薄緑色の瞳は虚ろで、見つめているとただただ恐ろしくなった。

その時にあたくしは悟った。一体エイブラムが何を企んで、そして何をしたのかは分からない。けれどあたくしの父母は、リリアナが産まれたせいで死んだのだ。そして両親を犠牲にして産まれた子供は、普通の子ではない。


――あたくしは、()()()()()()()()()


夜になれば心にそんな疑問が渦巻いて、あたくしは眠れなくなった。

それでも信じたくなかった。あたくしは、優しく甘い言葉を囁いてくれた夫を信じたかった。縋りつくものを求めて、あたくしはエイブラムに尋ねた。


「ねえ、エイブラム――あたくしの両親は、何故死んだのかしら。病気一つしたことのない人だったのに。それに、リリアナも――おかしいの。全然、泣きもしないし笑いもしないのよ」


貴方が両親を殺したの、とは訊けなかった。あたくしたちの子供に何をしたの、とも尋ねられなかった。取り繕うような言葉を口にしたあたくしは、これまでだったら勘違いだと片付けただろう彼の変化に気が付いてしまった。

エイブラムは、酷く冷たい顔であたくしを嘲笑っていた。何も知らないあたくしを愚かだと嗤っていた。


「――人は思いがけず病に罹ることもあるからね。それにリリアナは間違いなく私たちの子だよ。君は産後で気が立っているんだろう、おやすみ」


穏やかな声はこれまで通りだったけれど、あたくしは今までとは違った。エイブラムの穏やかな声に安堵するどころか恐怖を覚えた。

それから、あたくしはエイブラムの言動を注意深く観察した。ずっと彼は甘やかな言葉をくれたけど、本当の彼は嘘吐きだった。思ってもいないことを簡単に口に出来る人だった。あたくしが悲しんだり怒ったりしても、宥めてはくれるけど決して共感はしてくれなかった。


リリアナに対しても恐怖心は増す一方だった。人間のような姿かたちをしているけれど、あたくしには得体の知れない存在にしか見えなかった。何よりも、リリアナはあたくしの両親を犠牲にして産まれたのだ。今後、生きていく中で他の誰の命を奪うかも分からない。だからあたくしは、自分もクライドも一切関わらないようにした。普通の人間に見えていても、ある日目覚めれば悪魔のような異形に変わっているかもしれないと思えば、傍に置く気にもなれなかった。


エイブラムは、あたくしの愛した彼ではなかった。あたくしはエイブラム・クラークという虚構に恋していた。冷たく情のない、自己愛ばかりが強い、嘘を吐き慣れた男――それが、あたくしが愛した男の本性だった。あたくしの両親を殺したのは彼だと殆ど確信していたけれど、彼はそのことに対して罪悪感すら持っていないようにも見えた。

――知れば知るほど、恐ろしくなった。

彼は自分以外の人間を自分と同じ存在だと思っていない。取り繕うことだけは上手いから、誰も気が付いていない。それでも、長く傍に居たあたくしは彼の底知れぬ冷酷さと残虐さを随所で感じた。他に知れぬよう、何か良くないことに手を染めていることにも勘付いた。あたくしには為す術もなく、ただ恐怖を育てることしかできなかった。


幸いにもリリアナが産まれてから、彼はあたくしと夫婦の生活を営むつもりがないようだった。あれほどあたくしに囁いていた愛の言葉も、ぱったりと口にしなくなった。名前を呼ばれることも、もうほとんどない。

彼は仕事が忙しくなったと王都の公爵邸に泊まり込み、あたくしがクライドと暮らすフォティア領の屋敷には滅多に帰って来ない。帰って来た時も寝室は離れている。そしてあたくしの両親を奪った原因のリリアナは、できるだけ早い時期に王都近郊の屋敷へと追いやった。


どれほどエイブラムを恨み畏怖しても、あたくしは彼と離縁することは出来ない。虐待や暴力を受けているわけでもなく、むしろ十分すぎるほどの贅沢をしている。それに、愛する息子を魔窟のような公爵家に一人残していくことはできなかった。

エイブラムと疎遠になれば余計に、元々折り合いの悪かった義父母とは距離を置くしかなかった。あたくしの心の平穏は、クライドだけが与えてくれた。そのクライドを――あたくしの愛する息子を害するなら。


「国のためだと言いながら、貴方がしていることは神をも恐れぬ悪事よ、この人殺し!!」


あたくしは長年をかけて育てた恐怖を抑え込み叫ぶ。愛する息子を守るために、あたくしは悪魔にでも立ち向かうと、そう決めた。たとえ命を失うことになっても構わないと、勇気を振り絞った。


青い炎があたくしの命を奪おうと襲い掛かって来る。あたくしも魔術は使えるけれど、エイブラムほど使いこなせるわけではない。防御で精一杯だが、震える喉は喘ぐだけで詠唱すら口にできない。


――ああ、なんて愚かなの。


結局あたくしは、クライドを守ることすらできずに死ぬのだわ。

不甲斐ない母でごめんなさい。許してちょうだい、クライド。


謝って済むものではないけれど、それでも出来ることなら貴方は幸福に――――あたくしの分まで幸福に、生き抜いて。



14-10

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