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とあるどこかの冒険者日記  作者: 笹木 闇夜
5/11

5日目

 今日は晴天、絶好の冒険日和だった。なので、俺と新しくパーティーに加わったミリナは初のダンジョンに挑戦した。ダンジョン自体の難易度は初級で駆け出しでも攻略できる程度だったが、俺はワクワクがとまらなかった。なんせ初のダンジョンなのだ、この気持ちを誰が攻められようか、――いやない。俺達は期待を膨らませダンジョンに入った。


 だが、ふたを開けてみればどうだ。宝箱はほとんど開いてるし、モンスターは狩りつくされている。これのどこにロマンを感じればいいのだろうか。


 ふざっけんな!

 俺の期待を返せ。初めてのダンジョン、初めての宝箱、初めてのダンジョン内での戦闘、あと、むふふな展――いや、何でもない、気にしないでくれ。とにかく、俺の幻想は俺達の前に入ったパーティーにぶち殺されてしまった。


 唯一、嬉しいことがあったとすれば、ミリナが途中で転び、その拍子にパンツが俺の視線から丸見えになっていたことだ。ピンクだった。




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