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１日目
今日は朝からわくわくが止まらなかった。遂に冒険者になれると思うと昨日の夜から眠れなかった。
だが、現実とは以外と厳しいものだった。冒険者登録するときに魔力などのステータスを測るのだが、バッチシ普通だった。めちゃくちゃショックを受けた。
そりゃそうじゃん。こうゆうのって普通、何かのステータスが異常な位に高いとか、特別なスキルを持ってたりして、周りから、こいつすげーとか、これは百年に一人の天才だ、とか言われるやつじゃん。てか、言われたいじゃん。しかも、受付のお姉さんになんだ普通の冒険者か、さっさと終わらせよ、みたいな顔されたし。
その日は冒険者の証であるステータスカードだけ貰って宿に帰った。晩飯に食べたシチューがやけに旨く感じられた。
