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第3話【案ずるなとか言っちゃうタイプ】


歓声が上がる中、魔王(影武者)の一言で静まり返る。


「お前達一体、何をしておる?そんな影武者(本物)ごときに労力を使うでないわ!!バカ者め!!」


(これバレたら死罪どころじゃないね?……)


普段激昂などせず、温厚であった魔王様の一言で呆気に取られた家来共は、急いで影武者(本物)魔王城(本人の自宅)から放り投げると再び魔王(影武者)の元へ集まるのであった。

まさに一騎当千の王に群がる軍勢でした。


【母上へ魔生、初めての胴上げされたよ】

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