ひとつの時代が終わる夜
こんばんは。葵枝燕です。
ひとつの時代が終わりを迎えるまで、あと五十分。何かを書き残したいと思い、指を走らせてみました。
平成生まれの私が、その終わりを迎えるというのは……何だか、不思議な気持ちです。
ありがとう、平成。
そして、ようこそ、令和。
令和も、いい年になりますように。
それでは、どうぞご覧ください。
今日が終わる
それは
毎日毎日
繰り返される時間の流れ
それでも
今日だけは
そんないつもの流れと違うようで
ひとつの時代が終わりを告げて
新たな時代が幕を開ける
この時代に生まれた私が
今
その時代の終わりを迎えようとしている
時代が変わるからといって
自分の何かが変わるとは思えない
きっと
見た目だけがオトナのまま
ひたすらに堕ちていく日々を
変わらず過ごすのだろうと思う
それでも
少しくらいは成長できたらいい
本当はそうありたい
今日が
二〇一九年四月三十日が
終わりを迎えるまで
残り約五十五分
三十一年続いた時代が
平成の時代が
終わりを迎えるまで
残り約五十五分
明日からは 新たな時代
令和元年が
幕を開ける
今日はそんな
いつもとは違う
特別な夜
平成最後の作品が、まさか記念すべき九十作目とは……いやはや、何とも感慨深いですな。
実際は、九十二とか九十三とかかもしれませんが、消してしまった作品はカウントしないことにします。
というわけで。
ご高覧ありがとうございました。
令和が、よい年となりますように。