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平成おもしろ時代劇  作者: 午沢
序章
1/31

棚卸①

(いん)(もう)の時代、(ちん)(こう)だった、、、


「めろれー、めろれー」

何やら古びた子屋に向かい、ばばぁがかけよる。


「なんじゃいや、ばばぁ! くそばばぁがっ!!」

小屋の中にいたのは、今でいう鳶の衣服のような物を着た職人風の男だった。


「そいもいよー、そいもいよへー!」

近づいたばばぁが、休む間もなく喋りちらかす。


呆れたのか、ストレスか、男は自分のケツをすじにそって指で撫で出した。

2.3度撫でたと思うと、落ち付くのか、男は静かに奥の部屋へと戻っていった。

毛ではこのような事が一般的な日常として定着していた。


789年、毛の大毛殿では今だかってない程の緊迫した空気が漂っていた。

最上階の軍議室では、毛、指折りの名だたる将軍達が終結していた。


その数80以上、広い長テーブルに向かい合わせに30人が座りその先には毛の皇帝であろう、他の武将達とは一線をかした、鮮やかな鎧を着た初老の男がいた。


残りの50人あまりは、後ろや横やらに立ちであった。


「誰か、誰かおらぬのか、光のばびる将軍を討ち倒せる者は?」


「皇帝、そりゅあ無理ですじゃい、光のばびるといえば妖しげな術を使うと申される、たった一夜で光を統べたと言われとるんじゃ、おそらく、並の闘いでは歯が立ちますまいて」

「むぬぬー、どうしたものか、、そうじゃ、のりお、毛、随一の策士である、お前なら何かあるじゃろう」


「勿論あり申す、ただしそれには条件があります」

「条件とな?、なんじゃ、申してみよ」

「それは、、」

周りがざわつくなか、のりおは皇帝の方に歩みよった。


果たしてのりおの策とは、、、。


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