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仏教之奥義ノ書 下巻 その1

⚫︎悪魔の妨害を払いのけるのは我が決意である


シャカが悟りを開くとき、悪魔からさまざま妨害を受けました。攻撃、誘惑、恐喝などである。

こういったことは、あなたにも起こりうる。

なぜならば、悪魔は人間に悟りを開かせたくないからだ。人が悩み堕落するのが悪魔にとっていちばんの栄養なのだ。

ゆえに、ブッダ=目覚めた人を悪魔は嫌う。だから悟りの手掛かりを得ると悪魔の妨害が激しくなるのだ。

そのことを忘れず覚えておいてください。

そして、悪魔に決して負けないと、あなたは決意を新たにしてください。




⚫︎悪魔の妨害を払いのけるのは我が決意である


あなたが『神仏の言葉を観る』修行をはじめ、周囲の人がこのことを知ってしまうと、あなたにこうささやきます。


ーーなにか変な宗教にかかわったんじゃないの?

ーー観ているだけで悟りが開けたら苦労しないよ!


などという人が必ず現れます。


修行をはじめたあなたのヤル気を削ぐこと甚だしいことこの上ありません。しかも、この人たちは自分は親切で、あるいはあなたのことを心配して言ってあげているのだと思っているので始末におえません。

ゆえに、まえにこの修行をおこなっていることを誰にも話してはならない、と述べたのです。


こういう人たちに囲まれてしまうと、あなたは「やっぱりこんな修行むだだよね」と考えたり、効果を信じつつも恥ずかしくて修行を止めてしまいます。

誰にも言わず行ってください。

神仏の言葉を書いた紙をだれかに見られて説明を求められても、「別に……」とか「ちょっとした目標」といって軽くやり過ごしましょう。




⚫︎悪魔の妨害を払いのけるのは我が決意である


あなたのなすべきことは、まず自分の人生をすばらしいものにすることです。


例えば、だれかがあなたを馬鹿にしたとします。あなたはそれにどう対応するでしょう?


当然、腹がたつでしょう。〈仕方ありません〉

その人は間違っていると思うでしょう。〈その通り〉

本来ならあなたを侮辱したことを反省し、あなたにお詫びをして、間違いを正すべきだと食ってかかります。〈あなたに非はありません〉


しかし、こういった態度をとり、自分に嫌な思いをさせた相手に意識を囚われるのはひじょうにもったいないのである。

あなたは、あなたの大切な時間をそのような人物のために使うべきではありません。

その人を反省させたい、態度を改めさせたいと思うのではなく、自分の人生をすばらしいものにすることに時間を使うべきです。


集中せよ。




⚫︎悪魔の妨害を払いのけるのは我が決意である


修行がすすみ神仏の言葉が心に浸透していくと、日常のあらゆる場面で神仏の言葉がふっと思い浮かび、あなたの行動に影響を与えるようになる。

そうなってくると、あなたに試練が訪れる。

なぜならば、世界は悪魔のささやきや誘惑に満たされており、多くの人々が洗脳されていることに気付くからだ。


世間を知ろうとニュースや新聞などを見るとそこは、紛争・犯罪・汚職などの情報にあふれている。

人々の対話に耳をかたむけると、怒り・不満・愚痴などの連発です。

それらのことを見聞きするだけで苦痛を感じるようになるでしょう。これが試練です。


気づいてください。今まであなたもその中にどっぷりと浸かっていて、しかもそのことになんとも思っていなかったのです。だから、あなたの心は常に不安定で醜いものだったのです。

そんな世界からあなたは抜け出さなければなりません。

神仏の言葉を心に焼き付け、その言葉にそって歩み、光り輝く世界に歯をくいしばりたどり着かねば、人生の成功も幸せもつかみとれません。




⚫︎悪魔の妨害を払いのけるのは我が決意である


世界が悪魔の誘惑やささやきに満たされていても、世界を変えようとしてはいけません。

経済の指標がわるかったとか、日経平均やダウが下がったなどということよりも、あなたの給料がいっこうに上がらないことのほうが深刻な問題なのです。

温暖化対策や自然破壊などの地球環境問題よりも、あなたの生活環境が掃除不足で汚れていて整理整頓されてないことのほうがはるかに問題があるのです。


あなたはこう考えます(あるいは悪魔に取り憑かれているひとは、あなたにこんなことを言います)。


「自分さえ良ければいいのか? (いや、そんなことあるまい)」と


大きな問題を考えることがいけない、とは言えません。

しかし、自分の問題を解決できない人が、それより大きな問題を解決することなどできません。


心得違いをするな!

自己満足の思考に決してすすむな!




⚫︎悪魔の妨害を払いのけるのは我が決意である


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