第1話
「ねぇねぇ!今日のニュース見た?」
「うん、見た見た!ある学校で全校生徒と教師が殺害されたやつでしょ?でも、あれって実は嘘だと思うんだよねー」
「やっぱり、君もそう思うよね」
黙れ お前ら人の苦しみするわからないのか
お前らも人間だろうが
それなのに、人が殺されて何も思わないのか
人間はこんなにも変わるものなのか
アイツはアイツはお前らと一緒じゃない
アイツだけはちゃんとした人間だ
お前らは人間じゃない、なら消えてもらっても構わないよな
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「瑠奈ー(るな)今日のニュース見た?ある学校で全校生徒と教師が殺害されたニュース!」
私が帰る用意をしていて、さぁ帰るか なんて思ってた時にいきなりカバディのごとく前を塞いできた私の友達らしき玲奈に話しかけられた
女性がカバディなんて珍しいかもしれないけど、こういうのって普通にあるよね
ちょっと話がそれたけど、実は今朝に私の友達らしき玲奈が言ってたニュースは私も見た でも信憑性はあれだけじゃないって断定されるだろうけど、もしかしたら本当のことかもしれないよね
その一部を玲奈に話してみると、なんともまぁ普通な反応をされました。もうちょっとマシな反応はなかったのか!なんて言葉は心の中に収めておきます
「でもさ、瑠奈 あんまりこの事件は首を突っ込まない方が一応いいかもしれないよ?一人がヘマをするとみんなが巻き沿いくらうからね」
「うーん、それは分かってるけどさ なんかこういう事件が起こると無性にその事件を解決したい!って思うんだよ」
「まぁ、それが探偵の性ってやつだよ 一応ここ探偵専門高校だからね」
探偵専門高校とは、主に探偵などを目指している人が通う専門学校 でも、ここの専門学校は特殊で高校生だけ通える専門学校
故に探偵専門高校と言われている由良なのだ
もちろん、私もここに通っているので、うん でも探偵になりたいって訳ではないのだけどもね
「瑠奈ー?本当に事件に首を出すつもり?」
「もちろん!迷惑かけないようにするから、内緒に頼むね」
さすがにここの生徒たちに迷惑をかけるわけには行かない だから私は玲奈に口止めをする
「なに言ってるのさ、瑠奈一人で行くと尚更迷惑だよ だから私も行くよ」
玲奈は微笑んでいた 普通に笑うのではなく ただ口元をにっこりさせてるだけだった それだけで、私は何故か安心感を持った
「なら、早速今日から取り組もう!」
なんて意気込みまでした
きっと、これが最初で最後の本格的な独自任務だ。