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ハシハシ

テーマは「架け橋」でした。

 雲と雲の間が狭くなってくると、「はしはし」が橋を作り出す。「はしはし」は雲の中から氷の粒を拾ってきては、せっせと積み上げて太鼓橋を作るのだ。氷で出来た太鼓橋は、ひんやりとしていて、「いかずち」は好んでこの橋に横たわる。橋を渡る「いかずち」の這う音はゴロゴロと低く響き、「はしはし」を喜ばせた。

 やがて、「いかずち」の身体と氷の太鼓橋が静電気を生み出すと、目映い閃光が空を裂き、大地に突き刺さる。雷の熱で太鼓橋の氷は溶け、雨となって地上に降り注ぐのだ。


 夕立ちの少し前に、空気が冷たいと感じたら、それは「はしはし」が太鼓橋を作っているからだという。




おわり。


なんか知らんが可愛いものシリーズ第三弾。


小ちゃい何かがわらわらと働いている姿を想像するとなんか可愛い気がします。

でも虫は嫌いなんですけどね。



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