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猫犬  作者: アホ
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6

豚など動物を仕留めるとき、とどめは肉球でということが暗黙の了解だった。

犬による囲いによって退路を断たれた状態が作られた。

肉球はとどめを刺すという目的に不向きな部位であることが次第に明らかになった。

押しても息の根を止めることが出来ず、元気を回復して逃げ出す豚まで現れる始末だった。

処刑場に気まずい空気が漂った。

落ち込む猫たちを勇気づけるため、犬たちが唸り始めた。

間人になった者たちがその声を聞きつけ、かつての栄光を思い出し郷愁に浸った。


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