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ダンゴムシ
ハゲ頭
地球
三つの球が霊的な存在となって、異界のような空間を徐行していた。
長いので三者はなにか話をしたかったが話題がまるで思いつかなかった。
三者三様に独自におもい描く異界のイメージを漂っているにすぎず、異界がどのような場所であるかというのは大して問題にはならなかった。
ダンゴムシは異界のイメージを持つことすら出来なかったため虚無的な空間をひたすら無言で移動していた。
山田はそろそろ辿り着くだろうと思った。
しかし死んでしまったからにはどこかに辿り着くということがあるはずもなかった。
霊的ななにかとして永遠に漂い続けるのだ。




